冬の妊婦生活を過ごす中で、お肌のマイナートラブルに悩まされている方もいるのではないでしょうか。
現在、妊娠後期の筆者は、妊娠初期にひどい肌トラブルに悩まされました。そのときに救われたのが「オーガニックコットンのインナー」だったのです。
この記事では、マタニティインナーの選び方やオーガニックコットンがおすすめな理由をお伝えします。さらに、実際に着用した3社のカップ付のキャミソールを比べた結果もまとめました。
インナーやブラ選びでお困りの方の参考になったらうれしいです。ぜひ、最後までお読みください。
お肌のマイナートラブルを乗り越えよう
妊娠すると、お肌のマイナートラブルを感じることがあるといわれています。私は以下のような変化を感じました。
●肌が前より敏感になった
●かゆみがひどい
●肌荒れが増えた
●乾燥しやすくなった
●インナーのしめつけが気になる
もしかしたら、同じようなトラブルを感じている方もいるかもしれません。肌トラブルを少しでも緩和するために、毎日着るインナーを見直しました。
お肌にやさしいマタニティインナーの選び方
肌に直接あたるインナーは、なるべく肌にやさしいものを選ぶようにしています。素材や形に注目したことで、インナーのストレスが軽減されました。
とはいえ、どのような商品がお肌にやさしいのでしょうか。簡単にできる選び方をご紹介します。
①素材は綿100%
まずは、素材をチェックしましょう。
おすすめは「綿100%」。化学繊維より植物由来の繊維の方が肌への刺激が少ないといわれているからです。保湿性や通気性に優れているのも魅力といえます。
②オーガニックコットン
原料の綿は「オーガニックコットン」の方がおすすめです。
そもそも、オーガニックコットンとは、有機栽培でつくられた綿をあらわします。農薬や化学肥料を3年以上使用していない農地で、自然の力をフル活用して栽培されています。一般的な綿よりも肌にやさしい素材です。
商品説明に「オーガニックコットン」と表記されている場合が多いので、商品表示をしっかり確認しましょう。
③ノンワイヤー
しめつけが気になる場合は、ノンワイヤータイプがおすすめです。個人的に、カップ付キャミソールが夏も冬もラクでした。
比べてみた!オーガニックコットンのカップ付インナー3選
では、どのような商品を選べばいいのでしょうか?そのヒントになるように、今回は無印良品、ベルメゾン、アカチャンホンポのカップ付きキャミソールをご紹介します。私自身が実際に着用した感想とともにまとめました。どれも手軽に購入でき、コスパも抜群のものばかりですよ。
①無印良品「シルク入りカップ付きキャミソール」
無印良品のカップ付きキャミソールは、オーガニックコットンとシルクを合わせた生地が特徴です。
◆着心地なめらかな肌触りで、ムレも感じません。しめつけはなく、程よくバストを支えてくれます。こちらはマタニティ専用インナーではありません。そのため、ゆったり感よりもバストのホールド力を重視したい方におすすめです。
◆洗濯しやすさ通気性がいいので、洗濯してもカップの部分も乾きやすいです。お手入れもしやすいと感じます。
▲裏面:カップ部分さらに、売上の一部は、財団法人・日本対がん協会と特定非営利活動法人・乳房健康研究会へ寄付されるそうです。肌にやさしく、女性の医療支援もできるインナーといえます。
◆定価1,290円➤無印良品公式ページ
②ベルメゾン「肌にやさしいキャミソール」
ベルメゾンのカップ付キャミソールは、オーガニックコットン100%。黒、白、ブルー、グレーの4色が取り揃っています。
◆着心地チクチクせず、やさしいつけ心地です。しめつけ感はなく、無印良品のものよりもゆったりしています。胸元がしっかりあいたデザインになっています。
◆洗濯しやすさカップ部分の生地が厚手なので、洗濯時にやや乾きにくさを感じます。カップ部分は取り外して乾かすのがおすすめです。
▲裏面:カップ部分◆定価2,200円➤ベルメゾン公式サイト
③アカチャンホンポ「オーガニックコットンキャミソール 草木染」
アカチャンホンポのカップ付キャミソールは、オーガニックコットン100%です。天然植物を使用した草木染の染料で染めています。
◆着心地生地がやわらかく、やさしい肌触り。アンダーの前部分のみにゴムが入っていますが、しめつけは感じません。バストのホールド力よりゆったり感を重視したい方におすすめです。
▲裏面:カップ部分クロスオープンタイプで産後の授乳もしやすいデザインになっています。
◆洗濯しやすさ全体的に乾きやすいです。3つの中でカップが一番大きいので、若干取り外しや取り付けに手間がかかるような気がします。とはいえ、そこまで大変ではありません。
◆定価1,738円 ➤アカチャンホンポ公式サイト
オーガニックコットンはSDGsへの貢献につながる!
オーガニックコットンの魅力は、敏感になりやすい妊婦さんの肌にもやさしいこと。けれども、やさしいのは肌だけではありません。実は、社会や環境にもやさしいんです。最後にオーガニックコットンがSDGsの貢献につながる理由をご紹介します。
①環境にやさしい方法で栽培されているから
一般的なコットンは大量の農薬や殺虫剤を使っているといわれています。農薬を使うことで効率的な生産ができますが、綿花畑や周辺の環境への負担が大きくなってしまいます。
けれども、オーガニックコットンは、農薬や化学肥料を3年以上使用していない農地で栽培されているため、環境への負担が少ないです。
②児童労働者の解決につながるから
オーガニックコットンは、労働者にもやさしいのが魅力です。実は、世界のコットン栽培では児童労働が問題になっています。
綿花栽培が盛んなインドでは、働いている子どもは約40万人以上。家計を助けるために働いていて、学校へ通うこともできません。
一方のオーガニックコットンには、児童労働を禁止する基準が盛り込まれています。つまり、オーガニックコットンを選ぶことは、子どもたちの未来を守ることにつながるのです。
オーガニックコットンで快適なマタニティライフを!
肌トラブルが起こりやすい時期だからこそ、肌にやさしいインナー選びが欠かせません。どれを買うべきか迷ったときは、ぜひ今回紹介したポイントを参考にしてみてください。
オーガニックコットンのインナーは肌に優しいだけではなく、社会や環境の未来も明るくするのではないでしょうか。
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