こんにちは!北海道在住、元小学校教諭でママライターのますださくらです。
クリスマス、お歳暮、年末年始…何かと贈り物を選ぶ機会が増える時期ですね!皆さんは誰にプレゼントを贈りますか?お子さん、お世話になっている方、パートナー、自分などでしょうか。せっかくなら、ちょっと良いものを選んでプレゼントしませんか?
今回紹介するのは、一般的にイメージする「良い値のもの」だけではなく、そこにプラスアルファの価値があるものです。ぜひ最後まで読んで、プレゼント選びの参考にしてみてくださいね。
プレゼント選びの前に…「エシカル消費」について知っておこう
エシカル消費とは、日本語で「倫理的消費」と訳すことができます。
具体的には「人・社会・地域・環境」などに配慮した消費行動のこと(消費者庁「エシカル消費特設サイト」より)」です。
私たちは物を買うときに何を考えて買うでしょうか。
●安心・安全か?●品質が良いか?●価格はちょうど良いか?基本的にはこれが3つの尺度と言われています。
そこに加えて、商品の裏側に思いを巡らせて購入することを「エシカル消費」と言います。「エシカル消費」は、近年SDGs時代ということもあり、4つ目の尺度として注目されています。
プレゼント、こんな視点で選んでみよう
ということで、今年のプレゼント選びはせっかくなので、「エシカル消費」を意識してみませんか?
とはいっても、「結局どんなものを買えば?」と思いますよね。3つのポイントに分けて、「ちょっと良いもの」を選ぶための視点とプレゼントの例を紹介してみます!
①人や社会にちょっと良いものを…
生産に関わる人に配慮されていたり、社会の仕組みを良くするための取り組みがされていたりするものを選んでみましょう!
海外からの輸入が当たり前になった今、知らず知らずのうちに貧困や人権の問題を後押ししてしまっていることがたくさんあるのです。
消費者庁の特設ページにはこのような商品を選ぶことがおすすめされています。
●フェアトレード認証商品●売上金の一部が寄付につながる商品●障がい者支援につながる商品 …など例えば、
peopletreeのチョコレートはフェアトレード&有機栽培カカオにこだわっています。パッケージがとっても可愛くて、ちょっとしたプレゼントにおすすめ!
PIPPOというサイトでは、ハンディキャップのある方々が携わっている商品を購入することができます!ハンドメイド品や手作りお菓子など、とっても素敵な雰囲気です。
②地域でちょっと良いものを…
ネットショッピングで簡単に日本や世界各地から買い物ができる便利な時代ですが、地元の本屋さんや電気屋さん、お肉屋さんなどでプレゼントを選ぶのも立派なエシカル消費です。消費者庁特設ページには以下のように書かれてあります。
●地産地消●被災地で作られたものを購入する●伝統工芸品を購入する年末年始にはいつものスーパーではなく地元のお肉屋さんでお肉を買って、親族とご馳走を食べるというのも特別感があって良いですね。
Yahoo!が運営する
エールマーケットというショッピングサイトは、東日本大震災後に東北から新たな販路を作るためにスタートしたものです。今では全国のこだわり商品を買うことができます。
③環境にちょっと良いものを…
人間の消費行動が及ぼす地球環境への影響は、日に日に深刻化しています。なるべく環境に優しいものを選びたいですね。消費者庁特設サイトから抜粋して紹介します。
●エコ商品を選ぶ●資源保護の認証がある商品やCO2(二酸化炭素)削減の工夫をしている商品を購入する子ども向けプレゼントでプラスチック製のおもちゃは完全に避けるのが難しいですが、ボーネルンドダントーイ社の
I’m greenシリーズは農薬不使用のサトウキビから作られたバイオプラスチックで製造されています。
またタカラトミーでは、独自に
エコトイという基準を設けています。プラレールが大好きな息子に、再生プラスチック50%以上でつくられているエコレールを購入したことがあります。
いかがでしたか?これからはプレゼント選びの基準として「地球や社会にちょっと良い」もの、そして「自分や未来にちょっと良い」ものをプラスしてみてはどうでしょうか。
贈り物は、そんな素敵な循環を生み出すプレゼントであってほしいな、と願うのでした。
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