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赤ちゃんの保湿に欠かせないベビークリーム。いろんな種類があるけれど、何を基準に選んだのかよいか迷いがち。ここでは、ベビークリームの選び方のポイントのほか、ベビークリームとベビーローションの違い、ベビークリームの正しい塗り方をご紹介します。
ママに人気のおすすめベビークリーム12選もぜひチェックしてみてくださいね。
赤ちゃんの皮膚の厚さは大人の半分ほどしかなく、とても傷つきやすくデリケート。角層は薄くてもろく、水分をキープする力がありません。また、皮脂の分泌量も少ないため、水分がすぐに蒸発してしまい、乾燥しやすい状態に。放っておくとどんどんカサカサになり、バリア機能が低下してしまうので、保湿がとても重要なのです。
いずれも水分と油分の両方が入っていて、肌にうるおいを与える働きがあります。ベビークリームは、水分と油分のバランスが良く、保湿効果が高いのが特徴。乾燥が気になるときや、乾燥しやすい冬におすすめ。
一方、ベビーローションは水分量が多くさっぱりとした使い心地。夏場やベタつきが苦手な赤ちゃんは、ローションタイプにするなど季節や好みで使い分けて。
赤ちゃんは匂いにとても敏感。ベビークリームは顔周りをはじめ、全身に塗るものなので「無香料」タイプがおすすめです。
また、健康な肌を育てるためには、毎日、継続してケアをすることが大切です。ママが納得し、安心して使えることが第一条件。赤ちゃんがなめても安心な成分のものを選んで。
ベビークリームの保湿成分には、シアバター、ホホバオイル、オリーブオイルなどの植物性オイルを配合したものと、ヒアルロン酸やセラミドを配合したものがあります。
一般的に、植物性オイルは保湿力が高いとされているので、乾燥が気になるときなどは植物性オイルが含まれているものを選んでもよいでしょう。
肌荒れやあせもが気になるときは「グリチルリチン酸ジカリウム」や「アラントイン」が配合されているベビークリームがおすすめです。
「グリチルリチン酸ジカリウム」には、炎症をを抑える効果が、「アラントイン」には肌を修復する作用があります。いずれもニキビ薬にもよく使われている成分です。
●チューブタイプはお出かけに便利!
コンパクトで持ち歩きにも便利な「チューブタイプ」。顔周りや手足など、外出先で気になったときにすぐ塗れるのがうれしい。ワンタッチで開閉するキャップ付きのものなら、蓋を落とす心配もありません。
●片手でさっと出せるポンプタイプは毎日のケアに
「ポンプタイプ」は、赤ちゃんのお世話をしながら、片手プッシュでクリームを出せるのでラクチン。お風呂上がりなど手早くケアしたい時にも便利です。中身が空気に触れないので、衛生的に使えるところもいい。
●大容量タイプなら家族みんなで使えてうれしい
上のお子さんがいるご家庭は「大容量タイプ」もおすすめ。もちろん大人も一緒に使えるので、赤ちゃんをケアしたついでにママも一緒にケアしても。
新生児から使える低刺激処方のやさしいクリーム。ママの胎内に近い保湿成分と羊水に含まれるうるおい成分をたっぷり配合。保湿力が高いので、乾燥が気になる時の全身ケアにおすすめ。
成分:ベビーズエマルジョン(セラミド・コレステロール・リン脂質・トリグリセリド)、 8種のうるおいアミノ酸、多機能性保湿成分、スクワラン、天然ビタミンEほか
無香料・無着色・弱酸性・低刺激
パラベン、アルコール、鉱物油、石油系界面活性剤無添加
繰り返すカサカサ肌に、うるおい補給成分とヨモギ葉エキスがお肌を保湿し肌荒れを防ぎます。紫外線反射微粒子パウダー配合で、気になる紫外線から赤ちゃんのお肌を守る効果も。
成分:ミネラルオイル、ワセリン、ラノリン脂肪酸コレステリル、ヨモギ葉エキス、グリチルリチン酸2K、アラントインほか
無香料・無着色・ノンアルコール・パラベンフリー
99%以上天然由来成分・無添加・国産オーガニック処方で新生児から使えます。オーガニックシアバターをたっぷり配合しているから、伸びやすく塗りやすいテクスチャー。おしりまわりや、乾燥しやすい頬、口周りの肌荒れ対策にもおすすめ。
成分:水、シア脂、ベヘニルアルコール、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、ヒマワリ種子油ほか
合成香料、合成着色料、アルコール、合成ポリマー、パラベン、シリコン、鉱物油、石油系界面活性剤すべて無添加
赤ちゃんの皮脂にも含まれるパルミトオレイン酸をたっぷり含んだ「マカダミアナッツ油」を配合した保湿クリームです。すっと肌になじんで、ベタつかないのが魅力です。
成分:マカデミアナッツ油、ホホバ種子油ほか
無香料・無着色・アルコール(エタノール)フリー・石油由来原料不使用
赤ちゃんの肌本来のバリア層に近い保湿成分を配合し、肌のバリア機能を助ける。弱酸性で、新生児から使えるベビークリームです。持ち運びしやすいサイズとコスパの良さもポイント。
成分:セラミドNP、イソステアリン酸フィトステリル、アミノ酸、ヒアルロン酸ほか
弱酸性・無着色・無香料・パラベン・アルコール・動物由来原料フリー
赤ちゃんの肌を研究しているおむつメーカー「メリーズ」が開発した高保湿クリーム。新生児から全身に使用できます。伸びが良く、セラミドが敏感なお肌をやさしく乾燥から守ってくれます。
成分:うるおいセラミド機能成分(セチルPGヒドロキシエチルパルミタミド)ほか
無香料・無着色・低刺激・弱酸性・アルコールフリー
水溶性保湿成分(オリゴ糖・イノシトール)とうるおい脂質成分(リン脂質・セラミド)をバランス良く配合。バリア機能を整え乾燥からお肌を守ります。肌なじみが良く、べたつきません。
成分:ステアリン酸グリセリル(SE)、ラフィノース、イノシトール、セラミド3ほか
無香料・無着色・パラべン無添加・ノンアルコール・無鉱物油・乳由来成分不使用
小児皮膚医学に基づいたこだわりの成分を配合。柔らかく伸びの良いテクスチャーはよく動く赤ちゃんにも使いやすい。大容量のポンプタイプなので使い勝手が良く、家族で使っても。
成分:グリセリン、ワセリン、植物性セラミド(糖脂質)、シアバターほか
アルコールフリー・動物性原料フリー・パラベンフリー・無着色・無香料・弱酸性
オーガニックシアバターとシアオイルが入った、なめらかなオイルインクリーム。軽いつけ心地なので、全身はもちろん、顔にも使えます。無香料タイプ。赤ちゃんはもちろん、ママのケアにもおすすめ。
成分:水、シア脂油、シア脂、イソステアリン酸エチル、ベンチレングリコール、グリセリンほか
シリコーン、パラベン、エタノール、合成香料、合成着色料、鉱物油、動物性原料、石油系界面活性剤すべて不使用
ライトなテクスチャーですが、保湿力は優秀。敏感肌や乾燥肌の人にも愛用されています。ママが一緒に使えるのもうれしいポイント。ラベンダーとカモミールがほのかに香るタイプ。新生児から使用OK。
成分:水、ヒマワリ種子油、グリセリン、シア脂、カカオ脂、ラベンダー油、ローマカミツレ花油
動物副産物不使用、硫酸塩・パラベンフリー
オーガニックカモミールエキスとホホバ種子油配合の全身用ベビーオイルインクリーム。ワセリンと同等のバリア機能で赤ちゃんの肌をしっかり保湿します。するっと伸びて使い心地も◎。片手で使えるポンプタイプ。
成分:水、野菜油、グリセリン、カミツレ花エキス、ホホバ種子油、スクワランほか
石油系界面活性剤、シリコン、アルコール、フタル酸エステル、鉱物油、動物性原料、合成香料、着色料、パラベンすべて不使用
国産の高純度な馬油とオーガニックオイルなどの自然素材を100%使用。少量で伸びがよく、全身の保湿から日焼けケアまで365日使えます。ママも一緒に使えてスキンケアの時短にも。
成分:馬油、オリーブオイル、ホホバオイル、ルリジサ、アロエベラ葉汁、ラベンダーエキス、ローマカミツレ花エキスほか
石油系界面活性剤、防腐剤、合成香料、合成着色料、合成ポリマー、発泡剤、鉱物油、石油系BG、合成エタノール、紫外線吸収剤すべて無添加
おでこ、鼻の頭、左右のほお、あごの5カ所に保湿剤を点おきしてクルクルのばして。目や口の周りなど細かいパーツは両手で赤ちゃんの顔をやさしく包み込むように。親指の腹を使うと塗りやすい。
首はくびれが深くて塗りにくい部分ですが、くびれを広げて奥までしっかり保湿剤を伸ばしましょう。ママの指を赤ちゃんの首に沿わせて、やさしくなでるように塗ってあげて。
髪の毛を少しずつ分けながら、指の腹で保湿剤を頭皮全体にのばしていきます。頭は髪の毛があるので、サラッとした保湿剤がおすすめ。
胸とおなかの左右対称に保湿剤を6~8カ所おき、ママの手のひらや指の腹で、クルクルとやさしくマッサージするように伸ばしていきます。保湿剤の片寄りや、塗り残しがないように注意して。
赤ちゃんをうつぶせにして塗ります。保湿剤を背中の左右対称に6~8カ所おき、おしりに向かって手のひらや指の腹で外側へ円を描くように伸ばします。赤ちゃんが寝返りする前にすばやく。
わきの下はくびれを広げながら塗り残しのないように。腕は保湿剤を4カ所ぐらいのせ、ママの手で軽く握ってやさしくのばしましょう。乾燥しやすい指先、手のひらや甲にも塗ってあげて。
太ももからひざ、ひざからくるぶしまで保湿剤を均等におき、手のひらと指全体でマッサージするようにのばしていきます。おむつでかぶれやすいもものつけ根やひざ裏や足首はくびれを広げて塗りましょう。
生後しばらくは皮脂を分泌するものの、生後1ヶ月頃からは皮脂の分泌がなくなります。見た目がカサカサしていなくても、入浴後は必ず5分以内に保湿してあげて。新陳代謝が活発な赤ちゃんの肌は汚れやすいのも特徴。まず清潔にしてから、保湿剤でうるおいを補うことが大切です。
塗ったあとにママがさわってみて「しっとりしている」と感じるくらい塗るのが理想。目安は顔、おなか、背中、腕、足の各部位に500円玉ぐらいの量を塗るイメージです。
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赤ちゃんにベビークリームを塗る際に、合わない保湿剤を使うと肌の状態が悪くなってしまうことも。全身に使う前に、一度腕などに試し塗りして赤みやかぶれなどの症状や異変がないか確かめてから使うようにしましょう。
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アドバイス/佐々木りか子先生(梨の木ひふ科)『Baby-mo』の内容をウェブ掲載のため再編集しています。※商品情報は2022年10月時点のものです