緊急帝王切開で出産したことにショック…。でも、おなかの傷は私と赤ちゃんががんばった証！【私の出産体験記】

自然分娩で出産予定が緊急帝王切開に！心の準備ができていないなかでの出産は、産後いろいろと思うところがあったようです。そんなママのお産入院生活とリアルな胸の内を、写真付きでレポートしてもらいました。

【桃子さんのお産DATA】
●出産日：予定日の1日前
●分娩時間：緊急帝王切開のため記載なし
●出生体重：2516g
●出産病院：個人の産婦人科
●入院日数：5泊6日
●切開方法：縦切り
●縫合方法：医療用ホチキス（抜糸の処置アリ）
●分娩費用：約70万円

【帝王切開ってどんなお産？】
あらかじめ帝王切開の日が決まっている「予定帝王切開」と、そのときのお産の状況次第で手術に切り替える「緊急帝王切開」があります。切開方法は、傷が目立ちにくい「横切り」が増えていますが、緊急度が高い場合には「縦切り」で赤ちゃんを早く取り出すことも。

緊急帝王切開に戸惑いも…。でも入院中に母として成長！

予定日2日前に助産師の母に付き添われ入院。「母に赤ちゃんを取り上げてもらう」という夢があり、緊張しつつ楽しみな気持ちでした。ところが、赤ちゃんの心拍低下、羊水混濁のため緊急帝王切開に。
正直なところ、帝王切開はショックでした。でも、一生懸命おっぱいを飲む娘を見ると、「ママと赤ちゃんの数だけお産の形がある」と思えるように。
出生証明書は母に書いてもらい、母、私、娘の3人で乗り越えた証しのようでうれしかったです。

0日目（お産当日）：麻酔のおかげで痛みは少ない。娘は保育器に

日付が変わってすぐの帝王切開。長い1日の始まり。寝たりスマホで撮った娘の写真を見て早く会いたいな～と思ったりして過ごす。
起きている間はベッドの上でおっぱいマッサージも。おいしい母乳が出ますように！

1日目：娘に会えた！でも体が思うように動かない

麻酔が切れ始める。尿管抜去、歩行などなど動く練習をしないといけないけど、傷が痛くて動けない～。
12時ごろ、呼吸が落ち着き保育器を卒業した娘と対面！添い寝したら小さくてかわいくて♡
はじめてのおっぱいは最初から上手に飲んでくれて涙が出た。

2～3日目：点滴が取れて自由になり忙しくなってきた

2日目に点滴が取れて自由の身に（まだ傷がズキズキ）。出産当日ぶりに娘と再会したうれしそうな夫を見て和む。
3日目の授乳指導後から20時まで母子同室に。授乳は母も子も順調だけど、おむつ替えがけっこう難しい！

4～5日目：産後初のシャワーが最高！退院に向けてイベントいっぱい

シャワー解禁！さっぱりした体でお食事会に参加。自然分娩で出産したママが多くて、少し複雑な気持ちになったりも…。
3時間おきの授乳にフラフラしながらも、エステやニューボーン撮影など、退院前日は楽しいイベントが盛りだくさん。

6日目（退院日）：はじめて帝王切開の傷口を見て「がんばった自分と娘」に拍手！

いよいよ抜糸！産後はじめて傷口を見たら黒い糸とホチキスの芯が。痛々しかったけどようやく傷口を見られるようになった自分に満足感もありました。
保育器にいた娘も順調に成長して退院。家に着くまでずっと寝てくれていい子でした。

＼お産入院を振り返って…／
恐怖で麻酔が効かず、眠くなる薬を入れたので娘の産声を聞けず…。自然分娩予定だったけど、お産は何が起こるかわからないので、帝王切開についても勉強しておけばよかったかな。そうしたら恐怖もがまんできたかも、と思います。
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