【ベビモ】はじめてママ・パパの悩みを解決

検索

menu

カテゴリー一覧

FOLLOW US!

  • LINE
  • Instagram
  • YouTube
  • Tiktok
menu

MENU

会員登録
menu

2022.08.11

お出かけ・イベント

まだ夏なのに早すぎ?いえいえ「七五三」は今から準備を!スケジュールとやるべきことは?

子どもの成長をお祝いする日本の伝統行事、七五三。家族そろって神社やお寺に行こうと思っている家庭も多いのでは?

「11月15日だから、まだまだ先のこと」なんて思っていると、出遅れる可能性が。秋以降、写真館の予約はすでに埋まってきています。早め早めに準備を進めて。

この記事では、本番までのモデルスケジュールをご紹介しましょう。

あわてないよう無理のないスケジュールを組んで!

七五三は、毎年11月15日に子どものすこやかな成長を祈って神社などに詣で、お祝いをする風習です。男の子は3才と5才で、女の子は3才と7才で祝うものとされています。最近では2回行う家は少なく、男の子は5才で祝うケースが多いようです。

七五三は江戸時代に始まった神事で、正式には旧暦の数え年で行うものとされていますが、近年では満年齢で行う家庭がほとんどです。参拝は11月15日にこだわらず、家庭の都合に合わせてスケジュールを組みます。写真だけを前撮りあるいはあと撮りするケースも増えています。

親せきが集まって食事会を開くなど、親にとっては一大イベントですが、主役の子どもは慣れない着物で動きを制限され、不機嫌になることも。無理のないスケジュールを組みましょう

いつから、何をする?スケジュールの目安

では、具体的にはいつ、何をすればいいのでしょう?やるべきことをスケジュールとともにお伝えします。

【7~8月】写真館や衣装のレンタルを予約

参拝や撮影のスケジュールを決めたら、遅くとも撮影の2~3カ月前までには写真館の予約をすませておきましょう。ママ達に行ったアンケートによれば、「3ヶ月以上前に予約した」人がなんと57%も!

直前だと予約がとりにくくなるほか、衣装をレンタルする場合は気に入った衣装が押さえられてしまって借りられないケースもあるので、ともかく予約は早めに。

【9~10 月】前撮り

撮影は七五三の当日に行うと、一日ですべてが済むというメリットがあります。ただし、当日は子どもが疲れてぐずったり、バタバタしてちゃんと撮影できなかったりすることが多いので、なるべく前撮りするのがおすすめ。

【本番まで】レストランを予約

参拝後、家族そろって会食をする家庭も多いのでは?あらかじめお店を探して、気に入ったところは早めに予約を。レストランやホテルによっては、七五三の特別メニューを用意しているところもありますが、その場合は予約はマスト。

【11月15日前後】参拝

参拝するのは一般的には11月15日ですが、この前後は神社の大混雑が予想されます。特に土日・祝日の大安吉日は参拝客が集中する可能性大!この前後1~2ヶ月の範囲で、都合に合わせて設定するのがよいでしょう。

ご祈祷をする場合は、事前に祈祷予約や、初穂料の額などを確認しておきましょう。初穂料は5000円~1万円が多いようです。子どもの名前を表書きした祝い袋に入れて持参します。

【本番から2週間以内】内祝いお返し発送

祖父母や親せきからお祝いをいただいたら、お返しは2週間以内に発送するのが原則。ただし、近しい身内からのお祝いのため、6割の家庭はお返しをしていないようです。贈る場合は、いただいた額の1/3が目安。

【12 月】あと撮り

参拝前に撮影できない場合は、参拝後に記念写真を撮る方法もあります。この時期は、写真館がすいていて、じっくり撮影できたり、予約があまりないため衣装が豊富にそろっているメリットがあります。また、日焼けが落ち着く時期ということで、あと撮りを選ぶ家庭も。

参拝当日のスケジュールは?

普段とは違う服装で神社へ行き、すわって祈祷を受けるのは、3才はもちろん5才の子にとってもなかなかハードルが高いこと。余裕を持って行動できるよう、当日の流れを想定して準備しましょう。子どもにもどんなことをするのか、あらかじめ説明しておけるといいですね。

当日は子どもの機嫌のいい時間帯を中心にした、余裕のあるスケジュールで。準備の段階で子どもに好みを聞くと、「自分のお祝いだ!」という意識が高まります。

以下は、本番当日にすべてを行う場合のモデルスケジュールです。

【10:00】スタジオ到着

あらかじめ予約をしていた写真館へ。着付けをしてもらい、写真撮影を行います。

【12:00】神社に到着→参拝

参拝は、遠くの有名神社より、近くの氏神様へ詣でるのが本来の七五三です。午前中には出発を。賽銭を入れて手を合わせる参拝だけでも問題はありませんが、正式にはおはらいを受けます。

【13:00】子どもの着替え、食事会へ

和装の場合、長時間の着用は子どもの負担が大きいです。お参りが終わったら動きやすい服装に着替えを。

【13:30】会食

家族や親せきで、お祝いの食事会を。ピークの時間をずらす、個室を予約するなど、気がねなく過ごせる手配を。

【16:00】帰宅

子どもが疲れすぎない時間に帰宅できるよう、スケジュールを立てましょう。

七五三に必要な持ち物リスト

本番当日に必要なもの・あると便利なものをまとめました。ぜひ参考にして。

●替えの靴

慣れないぞうりで足が痛くなることがあり、必携。脱いだぞうりを入れる袋も忘れずに。

●エコバッグ

神社でおみやげ品をいただくことも。たためるバッグがあれば、荷物が増えてもOK。

●小さなお菓子

待ち時間が長くてご機嫌ななめになることも。グミや飴などの小さなお菓子を持参して。

●洗濯ばさみ

トイレでは、洗濯ばさみで着物のすそを持ち上げて留めましょう。汚さずにすみ、安心です。

●大きめのタオル

飲食時に衣装が汚れないようかぶせたり、ベンチですわるときにおしりの下に敷いたり。

●ストロー付きの水筒

さっと飲めてこぼす心配がないストローつきが便利。こぼしにくく、口紅もとれません。

七五三は、子どもの成長を祝う大切な行事。失敗なく、素敵な思い出を作るためにも、準備を着々と進めていきましょう。

『はじめてママ&パパ 0~6才 男の子の育て方』の内容をウェブ掲載のため再編集しています。※情報は掲載時のものです。

【監修】 渡辺 とよ子 わたなべ医院東松戸

都立墨東病院周産期センター新生児科(NICU周産期新生児専門医指導医)部長、内科系副院長を歴任。2020年まで医療法人社団わたなべ医院院長を務め、21年より現職。多くの乳幼児をみてきた経験による、的確で親切な助言が好評。『母乳育児 ミルク育児 の不安がなくなる本』『はじめてママ&パパの 0~6才 男の子の育て方』(ともに主婦の友社)など監修に携わった育児本多数。 わたなべ医院東松戸

SHARE

  • facebook
  • Twitter
  • LINE

関連する記事

ランキング