【近藤千尋さんインタビュー】ママになってからのメイクは「片手でできる。でも手抜きに見えない」がマイルール

2才と5才の女の子のママでいながら、いつもフレッシュな近藤千尋さん。育児に仕事にと忙しい毎日の中でキレイをキープする秘訣や、気持ちのリセットの仕方についてうかがいました。

ママになってからは美容も”時短”が重要に

2才の下の子が絶賛イヤイヤ期！毎朝のメイクも抱っこひもで抱っこしてゆらゆらしながらじゃないとぐずり始めるので、子どもを見ながらメイクをするのは本当に至難のワザ（笑）。なので、片手で使えるスティックタイプのアイシャドウが最近はとても便利で活躍中です。

はっきりしたカラーも好きなのですが、子どもと遊んでいると汗でヨレたり、二重の溝にたまっていたりと疲れた印象に。透け感のあるシアーな発色のものは肌なじみがよく、片手でささっとつけても失敗しにくいし、メイクくずれが少なく愛用中です。

一度塗り、二度塗り、三度塗りと重ねることでボリュームを変えられるので、母親業、モデル業、テレビでのメイクと使い分けています。

また、年齢を重ねるにつれて派手に見えたり若づくり感が出たり……。アイラインが似合わなくなったと感じることも。そんなときはアイシャドウをラインがわりに引くと、目元がしまって見え、メイクくずれも気にならないのでおすすめですよ。

時短アイテムっていうと手抜きっぽく感じてしまうけれど、たとえばラメ入りでちゅるんと見えるものとか、ひと手間感のあるコスメを選ぶようにしています。

『美しいママでいるためのメイクメソッドと、愛され力の秘密』がテーマのインスタライブに出演した千尋さん。銀座化粧堂はスティックで簡単にアイメイクが楽しめる。https://www.ginzacosme.jp

美容タイムは自分でつくる！「しっかり寝る」のが美の秘訣

美容で何に一番ウエイトを置いているかといったらずばり「睡眠」。家事がたまっていても、仕事でやらなきゃいけないことが残っていても、夜10時くらいには寝て、朝6時くらいに子どもに起こされて。

でもそうすると自然と8時間は寝られていて、翌朝のすっきり感が違うんです！肌の調子もいいし、家事はたまっているけど、それをこなす元気もある。

だらだらスマホやテレビを見ながら家事をしていると、つい深夜1時とかになってしまって！睡眠時間も短く、次の日も疲れている……と最悪なルーティンに。だから、夜は必ずぐっすり眠ってリセット。

以前は夫の帰りを待っていたけれど、もう無理だ（笑）と伝えたら、がんばらなくていいよと言ってくれて。できることはできる、できないことはできないと夫にはもちろん、自分にも言い聞かせるようにしたら、子育ても仕事も、すごくラクになりました。

「子どもがいるから時間がない」と美容を怠るのは違う気がして。子どもを育てたいと思ったのも、モデルもタレントも自分が選んだこと。だから意地でも自分で時間をつくって美容を意識するようにしています。

とはいえゆっくりはできないので、多少高くてもいいものを使ってぎゅっと時間を短縮。子育てはもちろんだけど、ひとりの女性として幸せじゃないと子どもにもそれが伝わります。疲れている印象ではなく、「ママ、今日も元気だな！」って思ってもらえたらうれしいですね。

●PROFILE●
1989年生まれ。2012年よりモデル活動を開始。2015年に結婚し、2017年に第一子妊娠中に『Pre- mo』カバーを飾る。2019年に第二子を出産。Instagramは150万人フォロワーを超える。ファッション誌、テレビ出演、商品プロデュースなど幅広く活躍中。