アノ上司と今の自分が重なって…
その方は本当に厳しくて、息の仕方すら指導してくる勢いで。
ガラスの仮面の月影先生かよ…ってずっと思ってたなぁ…
……これって今の私と夫じゃない?
ずっと近くで監視して。 ちょっとでも教えたことと違うことしたらすぐ怒る。
あれ? 私こそが月影先生…?
当時、上司Aの監視&指導に逆ギレした私は違う上司Bにチクりましたよ。ええ。
そしたら上司Aは私に期待しているからこそ、息の仕方すら指導しようとしているんだよ、とフォローされました。
今… 初めて上司Aの気持ちが分かる気がするーー…
私も、夫に最高の父親を求めているからこそ、こんなに真剣に!指導してるの!!
でも同時に私は別に夫に最高の父親なんて求めてないことに気付きました。
だって、夫が最高の父親なら。
私も最高の母親にならないといけないじゃないですか!
機嫌のいい母になる努力はするけど、最高の母親なんてなれるわけねえよ!!
しかもさ、風呂の入れ方なんてコレ!っていう決まりもないのにね。
キレイになって、楽しくて、死ななければそれでいいじゃんね。
私は自分で勝手に掲げたハードルを夫に超えさせようと、ピリピリしてたんですね。
手際が悪いだけで、もうちゃんと全部できそうだったので、夫に全てを任せその場から立ち去ることにしました。
……泣き声が聞こえても、ぐっとこらえました。
すごくすごく胸が痛かったけど、私がやっても泣く時は泣く。
そうして私はいろんなことに口を出さなくなり夫のやり方を尊重したら、夫は夫なりの育児を始めるようになりました。
それからは、お手伝いをしてもうことよりも
息子について母目線・父目線のダブルインカムで育児について話しあうことを日常としました。
すると、私は平日夫が実質的には手伝えなくても全くイライラしなくなったのです。
(いや、手伝っては欲しいんだけどね)