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妊娠中に突然訪れるお悔やみ事。もしものときを想定して、マタニティ用の喪服はあらかじめ用意しておいたほうが良いのでしょうか?冠婚葬祭マナーに詳しい、杉本祐子さんにお聞きしました。
親族や知人の葬儀に参列する場合なら、黒い服でまとめれば問題ありません。
儀式の最中に目立つのは上半身なので、黒色のトップスは用意しておきたいものです。ゆったりした黒のワンピースにジャケットやカーディガンを羽織ればOK。遺族の立場であれば、レンタルなど葬儀社に手配してもらうのがいいでしょう。
ただし、マタニティ用の喪服は特殊なものだけに、身につけていると「不幸を予測していたかのように準備がいい」と誤解を受けてしまう恐れもあることを頭に入れておいて。
〈避けたいデザインや素材〉
× 大きく開いた襟ぐり
× ノースリーブ
× ミニスカート
× 肌が透けて見える素材
× 華やかなレース使い
× 光るボタン
つまずいたりすると危険なので、足元はローヒールで。冷えないように黒タイツでも許されるでしょう。
金色に近いような茶髪は、黒ずくめの葬儀の場で浮いてしまい印象が悪くなることも。髪が長いなら、おだんごにするなどすっきりとまとめて、髪の明るさを目立たなくしましょう。遺族など故人と近い関係であれば、一時的に染めることも考えて。
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『Pre-mo(プレモ)』の内容をウェブ掲載のため再編集しています。※情報は掲載時のものです