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2022.06.01

妊娠生活

妊娠中の旅行はいつまでOK?気をつけるべきことって?【医師監修】

赤ちゃんが生まれる前に、夫婦二人でゆっくりいろいろなところに行きたい!と思う妊婦さんは少なくありません。その気持ちはよくわかりますが、楽しむことよりもママの体調が何より大事。”マタ旅”の注意点をお伝えします。

異動は少なく、無理のないスケジュールを立てて

安定期になると、妊婦さんの「やりたいことリスト」に必ずあがるのが旅行。妊娠中の旅行は体調が良ければだめではありませんが、あまりに長時間の移動がなく、スケジュールに余裕を持たせることが大事。遠方への旅行は、医師に相談してからのほうが安心です。

海外旅行を計画する際も、まず医師の確認をとってから。日本との時差や温度差の大きい場所はおすすめできません。

妊婦さんに向いているのは、リゾート地など1カ所に滞在するような旅。無理のないスケジュールを組み、休憩はこまめに。母子手帳や保険証は必ず持って行きましょう。

妊婦さんが旅行に持って行くものリスト

母子健康手帳
これがあればどこの病院でも、妊娠経過がすぐ確認できます。

健康保険証
急に体調をくずした場合、病院に行くときに必要。

診察券
緊急の場合、診察券があればカルテ探しなど手続きがスムーズ。

印鑑
旅行先やお出かけ先で緊急入院、というときのために。

連絡先カード
かかりつけの病院や夫の電話番号など、連絡先をメモしたものを。

ナプキン
外出先で破水や出血したときのために、大きめサイズ1個を持参。

移動手段、こんなところに注意を!

<車>
車の振動は体に負担です。移動は1~2時間を限度に。妊娠中は判断力が鈍るので、運転は家族や友人に任せましょう。車内の換気と、こまめな休憩も忘れずに。

<電車>
長時間、一定の姿勢でいるとおなかに負担がかかるので、こまめに姿勢を変えましょう。気分が悪くなったら途中下車して休憩を。

<飛行機>
長距離&超時間揺れる飛行機は避けたほうが無難ですが、どうしてもという場合は医師の確認がとれればOK。妊婦サポートのある航空会社もあるので、予約や搭乗時に申請を。

いつまでOK?行先別アドバイス

旅行やお出かけで、行っていいところ、ダメなところを妊娠の時期別にまとめました。旅行計画の参考にして。

温泉やスパ

【初~中期】〇 【後期】×
あまり長湯をして疲れたりしないように注意!子宮口が開いていたり、膣炎がある場合はやめて。

船に乗る

【初~中期】〇 【後期】△
長時間の移動はダメですが、1~2時間程度の遊覧クルーズならOK。寒さと船酔いには注意して。

山登り

【初~中期】△ 【後期】×
本格的な登山は×ですが、トレッキング程度なら安定期まではOK。ゆっくりペースを心がけて。

マリンスポーツ

【初~中期】〇 【後期】△
海に入るダイビングやシュノーケリングは×。浜辺で水遊び程度にとどめておきましょう。

サイクリング

【初~中期】△【後期】×
できれば乗らないほうがよいもの。妊娠後期になると重心がとりにくくなり、転びやすくなるので×。

遊園地

【初~中期】〇 【後期】△
ジェットコースターなど過激なアトラクションは避けましょう。歩きすぎにも注意。



妊娠中の旅行は、くれぐれも無理をしたり、自分の体調を過信しないこと。後悔することのないよう、気をつけて楽しんでください。

記事を読む⇒⇒⇒妊娠中にセックスしてもいい?注意すべきこととは?医師が解説!

『はじめてママ&パパの妊娠・出産』の内容をウェブ掲載のため再編集しています。※情報は掲載時のものです。

【監修】 安達 知子 総合母子保健センター 愛育病院名誉院長・東京女子医大客員教授

1978年、東京女子医科大学医学部卒業後、同大学産婦人科学教室入局。米国ジョンズ・ホプキンス大学研究員、東京女子医科大学産婦人科助教授をへて、2004年から愛育病院産婦人科部長に。2006年より東京女子医科大学の客員教授に。2013年より愛育病院副院長を兼務し、現在は名誉院長。厚労省、文科省、内閣府などの各種委員会の委員などを務める、わが国の産科学会を担う中心的存在の一人。

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