【赤ちゃん】体を回旋しながら生まれる知恵を持っています
赤ちゃんが産道を通るときのもう1つの知恵は、回旋しながら生まれてくるということです。
ママの骨盤の、赤ちゃんにとっての入りロ(上のほう)と出口(下のほう)では、奥行きの幅が違います。赤ちゃんの頭も、上から見て真円ではなく、前後のほうが左右よりも若干長い楕円形です。だから、骨盤の入り口に入るときにはママの背骨に対して横を向き、出口付近では背骨に向かって正面を向きます。
こうして体を回旋させて生まれる、という知恵を赤ちゃんはちゃんと持っているのです。
【ママ】痛みのお休みの間に、しっかりリラックス
陣痛は、ただずっと痛いだけではありません。痛い時間帯はだいたい1分前後、陣痛スタートの10分間隔のうち40秒ほどで、弱いものです。
突然、陣痛のピーク時のような強く激しい痛みがくるのではなく、徐々に強くなっていきますし、陣痛の合間はまるで海のなぎのようにとても静か。痛みは全くありません。
この痛みのお休みの間に、呼吸を整えたりリラックスしたりすることが、陣痛と最後までつき合っていくために大事なポイントです。そのためにも必要なのが、正しい呼吸法の練習です。
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