【赤ちゃん】生まれるときは頭がコンパクトに
赤ちゃんの頭蓋骨は、生まれてくるためにとてもよくできています。まずとてもやわらかいこと。そして、頭蓋骨の継ぎ目に余裕があってゆるいこと。
頭蓋骨は、4枚の少し深めのお皿のような形の骨が合わさってできています。これが大人になるとしっかり硬くなり継ぎ目もなくなりますが、胎児時代はすき間があいています。
産道を通るときには、骨重といってこのすき間をなくし、骨同士を合わせるようにして、頭をコンパクトにします。こんな生まれるための知恵を、赤ちゃんはもっています。
【ママ】ママの骨盤も産む工夫をしています
ママの骨盤もまた、スムーズに産み出せる工夫をしています。
骨盤は、腸骨、仙骨といったいくつかのパーツが合わさってできている骨。お産のときには、この骨の結合部分をゆるめるホルモンが出ています。これによって、恥骨が離れて痛くなるようなことも起きるのですが、産後、骨盤をしっかり締めれば元に戻ります。
産後、このバラバラにゆるんだ骨盤を正しい位置に戻せば、妊娠前よりも腰痛などのトラブルのない体になることもできますよ。
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