きちんとキレイにしてあげたいけれど、このやり方で大丈夫? 包皮はむいて洗うの?むかないの? ナゾに満ちたおちんちんのお手入れ方法をマスターしましょう。
赤ちゃんのおまたのケアの基本
毎日のお手入れのなかで様子もしっかり確認して
赤ちゃんのおちんちんやタマタマ、そしておまたは、しわやくぼみが多くてふき取りづらかったり、どこまで洗っていいかがわからず汚れが残ってしまったり、お母さんにとっては難しく感じることもあるかもしれません。汚れがたまっていたり、尿道や包皮内に入ってしまうと、細菌が繁殖して炎症を引き起こします。赤ちゃんは「痛い」と言葉で言えないので、ひどくなるまで気づいてあげられないことも。日ごろのおむつ替えやお風呂のときから、“清潔”を意識するとともに、ていねいに観察しましょう。 そして“乾燥”も大切。おむつ替えのあと、すぐにおむつをつけたくなります が、湿った肌でおむつをつけると蒸れてトラブルを招きやすいので、できたらここで乾燥タイムを。しばらく下半身を出したり、手であおいだり、乾かしてあげればOKです。
おちんちん&タマタマの構造は?
男の子の性器は、ペニス(おちんちん)と陰嚢(タマタマ袋)で構成。陰嚢の中には将来精子を作る精巣があります。おちんちんの先端を亀頭部、それをおおっている皮膚が包皮。亀頭部の根元の少しせまくなっているところは冠状溝です。
おちんちんの洗い方は?
1 石けんで洗いましょう
皮膚と同じなので、石けんを使って。手でよく泡立てて、おちんちん&タマタマ袋、おしりの穴をていねいに手で洗いましょう。
2 石けんを残さず洗い流す
皮膚に石けん成分が残るとかぶれの原因に。シャワーを使ってしっかり洗い流して。おちんちんの裏側やしわの間なども忘れずに。
座浴やシャワーでパパッと清潔に
赤ちゃんは汗っかきなので、おしり周りの汚れがたまりやすくなります。病気のときは汚れやすいので、具合が悪いときでもおしりやおまたは清潔に保ちましょう。また、ゆるゆるうんちを大量にしたときなどは、おしりふきでゴシゴシふくよりも洗い流したほうが手間がいらずきれいになります。洗面器を使った座浴かシャワーで洗い流して。
おちんちんのふき方
1 おしりの汚れをオフ
うんちのときはまず肛門からきれいにして。両足を持ち上げて腰を軽く浮かせ、おしりの穴が見える位置に。おしりふきでオフします。
2 おちんちんからケア
おちんちんをそっと持ち上げ、裏側や根元までふきましょう。おちんちんの先っぽに汚れが集まらないように、根元へなでおろすように。
3 タマタマのしわに沿って
タマタマ袋のしわの部分は、うんちなどの汚れがたまります。表面をふきながら、しわは手でグーンと伸ばして、ふきあげましょう。
4 股のくびれもお忘れなく
最後に股のくびれに入り込んだ汚れをぬぐいます。ゆるゆるうんちの場合、深い部位まで汚れが浸透しています。忘れがちなので、気をつけましょう。
5 空気に触れさせて乾燥を
すぐにおむつをつけると、残った水分でおむつの中が蒸れ、肌トラブルに。おしっこをひっかけられないように様子を見つつ、しばし自然乾燥をするのが理想的。
おちんちんの皮はむく? むかない?
赤ちゃんのうちからむいておくと、清潔を保ち、炎症の予防になります
赤ちゃんはみんな「包茎」。包茎自体は必ずしもむかなければいけないわけではありません。しかし、皮がむけない「包茎」の場合、亀頭部と包皮の間のすき間にバイ菌がたまり、炎症を起こす可能性があるのです。昔はどこかのタイミングで、誰かに教わったり、自分でむいたりしていました。しかし、最近は大人でも一度もむいたことがない人が増えています。赤ちゃんのうちからむけるところまでむいて清潔にしておけば、炎症の予防になります。むくかむかないかの判断は家庭次第ですが、清潔なおちんちんでいたいなら、むいて汚れをオフしましょう。
おちんちんの皮のむき方
1 両手の親指と人さし指を使っておちんちんのつけ根を持ち、下にゆっくりおろす。指先につっぱり感を感じたら、手を離さずそのままキープ。
2 先が見えてくる。あせらずゆっくりずらしていく。
3 半分くらい出すと、白いあかがたまっている場合も。取り除きにくかったら無理に取ろうとせず、むいて⇔戻してを繰り返して。おむつ替え時にするとラクですよ。
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