なかなか泣きやまない我が子を見て、途方に暮れてしまった経験はありませんか?ずっと抱っこしていないと泣いてしまう、寝て起きたときに泣いてしまう、パパが預かるとずっと泣いてしまうなどなど…。今回は、てぃ先生に泣きやませスゴ技を教えてもらいました。
スゴ技①まずは子どもの気持ちに共感してあげる
どんな泣きやませ方法をするにしても、まずは、お子さんの気持ちに共感する言葉をかけることが大切です。
赤ちゃん時代から就学前くらいまでは、伝えたいこと、やりたいことがあって、それをうまく言葉にできなくて泣くことが多いので、まずはしっかり、共感してあげましょう。
お子さんに「気持ちをわかってもらえた」という安心感が生まれると、泣きやみやすくなります。
公園から帰りたくないと泣いたら、「帰ろうよ」ではなく、「もっと遊びたかったんだね。でも、もう夕方になるから帰ろう」。
車を見たいのに、時間がなくて帰らなくてはならないときに泣いたら、「今日はダメなの」ではなく、「いつもは車、見てるもんね。でも今日はごめんね」と、共感の言葉をかけるだけで違ってきます。
共感してもらえると安心するのは大人も同じですよね。「赤ちゃんだから言ってもわからない」ではなく、ひとりの人として接するようにすると、泣きやむ確率が上がります。
やってみました!
●「先に帰っちゃうよ!」と言いがちでしたが、「まだ帰りたくないんだよね」「雨でも遊びたいんだよね」と声かけするように。あせらず伝え続けようと思います」のんちゃんママ・あおくん(1歳)
スゴ技②頭の上にモノをのせて「こんにちは〜!」
頭の上にのせても痛くないぬいぐるみやタオルを「こんにちは〜」と言いながら落として、「落ちちゃった!」「なんか落ちてきたよ」と話してみてください。1歳から5〜6歳までのお子さんは高確率で笑ってくれます。
「日常にちょっとした変化が起こる」って、赤ちゃんにとってはおもしろいんです。くしゅんとくしゃみをしたり、物が当たって「コーン」とコミカルな音がしただけでも笑ってくれるのも、それが理由。
さらに子どもは仮説と検証が大好きだから、「また落ちてくるんじゃないかな」と思って、本当に落ちてくる。これを何回もくり返すと、もっと笑ってくれます。赤ちゃんがいないいないばぁが好きなのも同じ理由です。
未就学のうちにたくさん笑うと、知能が上がったり、メンタルが強くなったり、免疫力が上がるという報告もあります。泣きやまないときはぜひやってみて。
やってみました!
●絶賛イヤイヤ期で、少しでも気に入らないことがあると床に寝転がり泣き叫んでいた娘ですが、頭の上にのせるといったん泣きやみ、頭に注目する様子が。さらに物を落とすと笑った!かんしゃくが始まると何十分も泣き続けていましたが、気持ちを切り替えられるように」ゆうこママ・こっちゃん(2歳)