やっと寝かしつけたと思ったら、ちょっとした物音で起きてしまったり、夜泣きが始まったり。今回は、カリスマ保育士・てぃ先生が伝授する、すぐに試せるスゴ技の数々をご紹介します。
寝かしつけの成功率を上げることが「寝ない」のお悩み解決への近道
すでにみなさん、いろいろな寝かしつけの方法を試していて、うまくいったものもあれば、うまくいかなかったものもあったと思います。
僕からお伝えできるアドバイスは、「寝かしつけの成功率を上げよう」です。すでに試している寝かしつけ法の成功率を上げることが、寝ないというお悩みを解決する近道です。
そのために大切なのは「赤ちゃん自身に寝る意識をもってもらうこと」。どんなにいい寝かしつけ法も、お子さん自身に寝るつもりがなければうまくいきません。
寝る意識をもってもらうには、寝るための準備や手順をお子さん自身に踏んでもらうことが大切。
大人は「早く寝てほしい」と思って寝室に連れていっても、赤ちゃんにとっては突然「寝るよ」と言われた気分になって、寝るスイッチが入りません。じゃあどうやったら子ども自身が寝る意識をもつことができるのでしょうか。
スゴ技①王道のトントンはママの呼吸に合わせる
寝かしつけの王道ともいえるトントン。みなさん一度は試したことがあると思います。トントンは個人差はあるけれど、かなりおすすめです。
トントンするとなぜ眠くなるのかというと、信頼している大人にスキンシップしてもらうことで安心感が生まれるからです。ポイントは、ただトントンするだけでなく、ママの呼吸に合わせてすること。
赤ちゃんはママのおなかにいたときの記憶や感覚が残っていて、トントンはおなかの中にいたときに聞こえていたママの心臓の音に似ているそうです。なので、ママの呼吸に合わせてトントンすると安心感が生まれて眠りやすくなる子もいます。
2歳前後など、大きくなってきたらお子さんの呼吸のリズムに合わせてトントンしてあげるか、少し深めの呼吸をお子さんにまねしてもらってみてください。添い寝しながらすると成功率が高いです。