漏れにくいおむつ替えの方法は？紙おむつ・布おむつどちらがおすすめ？タイミングや替え方のコツも

赤ちゃんのお世話の基本となる「おむつ替え」。赤ちゃんが生まれてからおむつが外れるまで、毎日行うお世話だからこそ、正しいおむつ替えの方法を知っておきたいもの。

そこで今回は、紙おむつと布おむつを使った、赤ちゃんのおむつ替えの基本を写真付きで詳しく紹介します。

紙おむつのおむつ替えの方法は？

使い捨てだから手軽なうえ、吸水性が高いので、お出かけや就寝など長時間も安心です。漏れにくく、赤ちゃんも不快を感じにくいのですが、汚れたらすぐ交換してあげましょう。

1 新しいおむつを下に敷く

新しい紙おむつを広げ、つけているおむつの下に敷きます。漏れ防止用のサイドギャザーを先に立てておくとラク。

2 汚れをきれいに拭き取る

うんちの場合は、汚れを残さないように、シワやひだの中まできれいに拭き取ります。おしっこの場合でも、性器やおしりを拭きましょう。おちんちんは、陰嚢の裏側もていねいに拭き取ってあげて。

3  新しいおむつを当てる

汚れたおむつをはずして、新しいおむつを当てます。蒸れてかぶれないよう、おしりはしっかり乾かしてから当てるようにするのがポイントです。

4 テープを留める

ウエスト部分についている目印（目盛り）を参考に、テープを留めます。おむつがズレていると漏れの原因になるので、左右均等に留めましょう。

●サイドギャザーは外へ出す
漏れないように、サイドギャザーは外へ出し、立てておきましょう。

●ウエストには指2本分のゆとりを
ウエストが苦しくないように、指2本分のゆとりをもたせます。

使用済み紙おむつの処理の方法は？

①うんちはトイレに流します。使用済みのおしりふきなどは、紙おむつの中に一緒に入れてしまいましょう。

②手前からくるくる巻いて、左右のテープで留め、コンパクトにまとめます。そのままおむつ専用ゴミ箱へ。外出先などでは、ビニール袋に入れてから捨てるとより衛生的。

布おむつのおむつ替えの方法は？

洗って繰り返し使える布おむつ。吸水力は紙おむつに劣りますが、排泄したときに「濡れた」と感じるため、赤ちゃんに「気持ち悪い」という感覚が育ちやすいといわれます。

布おむつのたたみ方

今回使用するのは、輪形の布おむつ。おしっこの量に合わせて折り方（厚み）を変えます。

●低月齢の頃
①横半分にたたんで正方形に。
②折り紙のように四隅を中央に向けてたたみ、小さな正方形に。
③さらに半分にたたんで長方形にします。

●おしっこの量が増えてきたら
①横に3分の1の大きさに折ります。
②厚みが増すように、半分に折ります。

1 おむつカバーとおむつをセットしておく

赤ちゃんの体型に合ったサイズのカバーに、たたんだ輪形おむつか成形おむつ（折らずにそのまま使えるように縫製されたおむつ）をセットします。

2 汚れをきれいにふきとる

おむつカバーをあけ、布おむつの汚れていない部分で、汚れを拭き取ります。性器やしわ、ひだの多い場所はやさしく念入りに。汚れが残っていたら、おしりふきなどで拭き取りましょう。

3 新しいおむつを当てる

つけていたカバーとおむつをはずし、新しいカバーとおむつを当てます。

4 おむつカバーのベルトを留める

おむつカバーのベルトを留めるときは、左右対称に。ウエストはきつすぎずゆるすぎずが正解です。

●ギャザーは外へ出す
サイドギャザーは外へ出し、中のおむつがはみ出さないように。

●ウエストには指2本分のゆとりを
ウエストがゆるいと漏れの原因に。指2本分くらいのゆとりをもちましょう。

使用済み布おむつの処理の方法は？

①うんちはトイレに流し、ゆるゆるうんちはティッシュなどで拭き取ってから、布おむつを手洗いします。
②布おむつを手洗い後、洗剤や漂白剤の入った水に1～2日つけてから、洗濯機で洗って乾かします。
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おむつ替えは、赤ちゃんの体に触れ、きれいにするコミュニケーションタイム。やさしく語りかけてあげながら、赤ちゃんをすっきりさせてあげましょう。

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