大人は休み明け、朝がつらかったり、日中ボーッとしてしまったりしますよね。その原因は休み中、つい朝寝坊したり、いつもは行かない場所へお出かけしたりと、ふだんと違う過ごし方をすることで生活リズムがくるってしまうから。これは赤ちゃんも同じです。土日明けの「日中グズグズ、夜寝ない!」を解消する方法を、専門ドクターに聞きました。
旅行や帰省で、早寝早起きのリズムがくずれてしまったら?(Hちゃん・1歳のママ)
ふだんは早寝早起きですが、月曜日はグズグズがひどいです。とくに週末、旅行に出かけると、移動中に寝てしまって夜眠れなくなったり、朝起きるのが遅くなったりします。自宅に戻ってからも数日はリズムがととのいません。どうしたらいい?
Hちゃん(1歳)の睡眠スケジュール
まずは朝早く起こすことからスタート
大人がたまに夜ふかしするように、赤ちゃんも旅行や帰省のときなど、たまになら遅寝遅起きになってしまっても大丈夫。自宅に戻ってから、元に戻していきましょう。
まずは朝いつもの時間に起こすことからスタート。早く起きないのに、早く寝かせようと思っても、それは無理なのでココは意識してトライして。
また、昼寝を長引かせるのも避けましょう。いつもの昼寝から目覚める時間に声かけして起こし、夜の入眠に響かないようにするとうまくいきます。(鈴木先生)
お昼寝の時間が日によって違います。時間は決まっていないとダメ?(Rくん・1歳のママ)
ママ友とランチに行ったりすると、いつものお昼寝の時間に寝られないことが。また、子どもの体調によって昼寝が長くなったり、短くなったりしてしまいます。これはいいのですか?
Rくん(1歳)の睡眠スケジュール
夜なかなか寝つけないなら、時間の調整が必要です
夜の睡眠に影響しないのであれば、昼寝の時刻や長さについては、毎日同じでなくてもかまいません。
ただし、夜なかなか寝つけないならば、昼寝が影響している可能性が高いので調整したほうがよいでしょう。
たとえば夜21時ごろに寝かせるのなら、その6時間前の15時までに起こすと夜の睡眠に影響しづらいといわれています。
昼寝の時間が短くなっても、大切なのは夜の睡眠のほう。昼寝は切り上げても、夜ぐっすり眠れば大丈夫です。(鈴木先生)
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うちの子は〈遅寝遅起き〉ですが元気に育ってます。早寝早起きってそんなに大事?に専門家がピシャリ!_______
旅行など赤ちゃん時代の思い出も大事にしながら、親子で健康的な生活を送るには、やっぱりふだんの生活リズムが大切。今回ご紹介の方法で楽しく過ごしてくださいね!