【赤ちゃん】へその緒は最後まで重要
赤ちゃんが生まれる瞬間も、臍帯は酸素を赤ちゃんに送り続けます。だから、わきの下などに挟まっていると、産道を通るときに締めつけられて、赤ちゃんの心拍が下がることもあります。
また、臍帯が極端に短い(30cm以下)場合や、たくさん体に絡まっている場合、引っぱられたような状態になってお産が長引くことが。こうなったときに、赤ちゃんの状態が悪くなるようだったら、緊急帝王切開になることもあります。
【ママ】陣痛を強くするための方法を覚えよう
なかなか陣痛が強くならない、お産が進まない状態を「微弱陣痛」と呼びます。陣痛が強くなってこないと、なかなか誕生のゴールはきません。陣痛を強くするための方法をいくつか覚えておきましょう。
①体を起こして動くこと
階段の上り下りも有効です。
②エネルギー補給
おにぎりやヨーグルト、ゼリー飲料などで体力をチャージします。
③陣痛の合間に寝ること
陣痛と陣痛の合間は、痛みがありません。気持ちがリラックスしていると、この瞬間に深く眠ることができ、体力回復につながります。
④何よりもリラックスすること
助産師や家族と、話をするのもいいですね。息を吐くことが筋肉の緊張をほぐすので、話をすること自体がいい効果を生みます。
これらはすべて、ふだんの生活に応用してもよさそうなことばかり。陣痛は「よい痛み」なのです。
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