子育てがうまくいかない、毎日イライラして叱ってばかり。「ダメなママでごめんね…」と悩んでいる方は多いと思います。そんなときは、その行動を誘発する【しくみ】を見直してみることが大切なのだとか。
そこで、小学生ママたちが抱えるお悩みと解決ポイントを、ご自身もADHD(注意欠如・多動症)の傾向がある臨床心理士・中島美鈴さん監修『マンガでわかる 精神論はもういいので怒らなくても子育てがラクになる「しくみ」教えてください』から一部ご紹介します。
Q.「失敗させてもいい」と気持ちを切り替えるにはどうしたら?
子どもが失敗しないように先回りで面倒を見てきました。「失敗してもいい」と気持ちを切り替えるヒントがあれば教えてください。
A.大人になってからの大失敗を防ぐのは、子ども時代に失敗から立ち直った経験です
子どもには「失敗する権利」があります。失敗してつらい思いをするから「次は工夫しよう」と考えるし、失敗した人の苦しみや痛みに思いをはせることができます。
私は臨床心理士として仕事をする中で、ずっと親に手とり足とり守られてきた優秀な子が、大学生や社会人になって大きな挫折を味わって立ち直れなくなっている姿を数多く見てきました。
親は大学や会社の中までついていくことはできません。サポートできる期間に、失敗して立ち直る経験をさせてください。
マンガでわかる 精神論はもういいので怒らなくても子育てがラクになる「しくみ」教えてください
問題はママでも子どもでもなく「しくみ」。しくみを変える「認知行動療法」で、子どもをムダに叱る日々とサヨナラしましょう!『マンガでわかる 精神論はもういいので怒らなくても子育てがラクになる「しくみ」教えてください』1,430円(主婦の友社)
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