子育てがうまくいかない、毎日イライラして叱ってばかり。「ダメなママでごめんね…」と悩んでいる方は多いと思います。そんなときは、その行動を誘発する【しくみ】を見直してみることが大切なのだとか。
そこで、小学生ママたちが抱えるお悩みと解決ポイントを、ご自身もADHD(注意欠如・多動症)の傾向がある臨床心理士・中島美鈴さん監修『マンガでわかる 精神論はもういいので怒らなくても子育てがラクになる「しくみ」教えてください』から一部ご紹介します。
Q.子どもが学校になじめていないみたい…
子どもが学校になじめていないようです。忘れ物が多く、先生にも叱られているせいで周囲にバカにされているのではないかと心配です。
A.学校の先生に協力してもらいつつ、「あなたはダメな子じゃないよ」と伝えよう
忘れ物や遅刻がなかなか直らないと、友達にあきれられたり、からかわれたりするかもしれません。特に高学年になると周囲の目が厳しくなるので、「ルールを守らないだらしない子」という目で見られることも。
つらい思いをしているのに改善しないのは、現在の「しくみ」がまちがっているせいです。すぐに「しくみ」を見直し、担任の先生にも相談しましょう。
「家庭ではこんな感じで忘れ物対策をしています。それでもまだ忘れることがあるので、みんなの前ではなく個別に叱ってもらえませんか?」と聞いてみましょう。低学年ほど先生の影響力は大きいのです。
家庭では「忘れ物をするからダメな子じゃなんだよ。忘れ物は絶対になくせるよ」と励ましながら、自信を失わせないように応援していきましょう。
マンガでわかる 精神論はもういいので怒らなくても子育てがラクになる「しくみ」教えてください
問題はママでも子どもでもなく「しくみ」。しくみを変える「認知行動療法」で、子どもをムダに叱る日々とサヨナラしましょう!『マンガでわかる 精神論はもういいので怒らなくても子育てがラクになる「しくみ」教えてください』1,430円(主婦の友社)
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