保育園決定から入園までは、想像以上にかけ足で過ぎていきます。4月からの入園&仕事復帰をスムーズにするために、今やっておくことを徹底解説します!
入園までに確認&準備するポイントをチェック!
\入園までの流れ/【1月・2月】認可保育園の内定通知が届く▼
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【2月・3月】入園説明会。面談・健康診断▼
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【4月】入園・慣らし保育スタート▼
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仕事復帰
チェックポイント①職場へ報告&相談
産休・育休前の部署・役職に戻ることが原則ですが、勤務体系などから職務が変わることも。人事担当者に復帰にあたっての相談のほか、同僚や先輩たちに人事異動やリモート勤務の実施など、新たな制度などを聞いておくと、安心です。
\先輩ママ体験談/最近の会社の雰囲気を聞いておくと、復帰後職場になじみやすい。いまの仕事の概要を把握したり、仕事スキルの復習も!(香里ママ)
チェックポイント②面談までに不安なことはまとめておく
保育園での過ごし方、持ち物の準備などの資料も配布されるのはこのころ。入園説明会はオンラインで開催されるところもありますが、面談、健康診断は、同日に行われることが多く、直接保育士と話せる機会。不安や疑問を解消して。
\先輩ママ体験談/延長保育を利用する可能性がある場合は、いつまでに申請すればいいのかなど、確認しておくといざというときに安心です。(沙織ママ)
チェックポイント③登園ルートを確認!パパと送迎を分担
徒歩で行くか、自転車や車などを使うのか、交通手段と所要時間をあわせてチェックしておきたいもの。実際に保育園までの道のりを予行練習しておくと、思わぬ発見があります。雨や雪の日の送迎や、パパとママどっちが送っていくのか役割分担も。
\先輩ママ体験談/子連れで電車に乗るので、どの車両がすいているのかなどチェックして、予行練習しました。(さおりママ)
チェックポイント④持ち物の準備
保育園によって用意するものはまちまち。サイズの指定などもあり、ほぼ市販のものでもOK ですが、手作りやサイトでオーダーする人も。洋服はたいてい3~5セットを園に預けます。園指定の服やNG 服があるので、よ~く確認してから説明会後にとりかかるのがベター。
\先輩ママ体験談/■急いで準備しても変なコーデにならないように、できるだけシンプルな服を選びました(笑)。通園バッグもパパが持っても違和感のないものに。(彩花ママ)
■上下別々の服がマスト。70cmだとロンパースタイプが多く、トップスを探すのに苦労。すぐ大きくなるし、80㎝でもよかったかも。(愛ママ)
チェックポイント⑤すべての持ち物に記名
洋服、バッグ、コップ、おむつ1枚1枚にも、すべてのものに記名をします。油性ペンで書く、お名前シールの作成、スタンプなど、園の指定がなければ自分のやりやすい方法でこなしましょう。特に紙おむつは毎日7~8枚は必要なので押すだけのスタンプがあると便利です。
\先輩ママ体験談/■靴下それぞれにも記名。直接書くとにじんだり、洗うと消えてしまうので、100 均の、アイロンで接着する小さめのラベルがぴったりでした。(里奈ママ)
■コップや水筒には、水に強いシールがおすすめ。ネットで購入した、いろんなサイズのお名前スタンプのセットが、大活躍でした。(真衣ママ)
チェックポイント⑥生活リズムを整える
保育園生活の基本は早寝早起き。実際の復帰を想定し、夜は早く寝かせて、朝は早く起こしましょう。生活リズムができていると、子どもも保育園で戸惑わず、起床時も機嫌がいいので、朝の準備がスムーズです。食事や昼寝の時間も決めると、生活リズムが整います。
\先輩ママ体験談/■仕事復帰に向け、6時には起きる生活をスタート。私のほうが慣れるまでつらかった。日中は授乳をやめ、コップ飲みに挑戦も。(なみすけママ)
■早寝早起きのリズムをつくり、働いているときのように、昼間は児童館やお散歩へ行っておっぱいを忘れさせました。(のんちゃんママ)
チェックポイント⑦おっぱい・ミルク・離乳食
母乳育児の子は、哺乳びんで飲ませて慣れさせておきましょう。生後5ヶ月を過ぎると、園でも徐々に離乳食を進めていきます。食物アレルギー対策として、初めての食材は家で食べてから給食で出す園がほとんどです。いろいろな食材を試しておきましょう。
\先輩ママ体験談/■入園前にいろんな食材にトライ
入園前にいろんな食材にトライし、牛乳も飲めるように。かたい、やわらかい、粒の大きい、小さいなど食感や大きさにも慣れさせました。(たっくんママ)
■入園3ヶ月前から哺乳びんを始めたけど全く受けつけず。お迎えのときに「あまり飲めなかった」と聞くと心配でした。(美樹ママ)
チェックポイント⑧予防接種はできるだけ受けておく
集団生活が始まると、病気にかかることもふえます。予防接種で防げるものは、タイミングが合えば入園前に接種しておきたいもの。かかりつけ医を見つけておくと予防接種のスケジュールを相談できたり、いざというときにも安心です。
\先輩ママ体験談/復帰後はバタバタして予防接種が遅れがちと聞いていたので、インフルエンザなど任意のものも含めて、受けられるものはすべて接種!(知沙ママ)
チェックポイント⑨登園NGのときの対応を決めておく
保育園に預けたてのころは、発熱で園から呼び出されることもしょっちゅう。登園時には検温をし、発熱などの症状があると、保育園に預けることはできません。パパやばあば・じいじと話し合っておくだけではなく、熱があっても預かってくれる病児・病後児保育サービスも調べておくとスムーズ。
【そもそも登園できない日の預け先】■病児・病後児保育施設自治体が委託する医療機関に預けられる制度。事前登録が必要で、利用する際には医師の診断を受けていることも条件に。自治体の窓口などで確認を。
■訪問型の病児サービスベビーシッターが自宅に来て保育をしてくれたり、送迎や病院への付き添いもできる業者も。内容、料金は事前に確認を。料金は高めですが調べておくと安心。
【園から呼び出しがあったとき】■夫・じいじ&ばあばに連絡あらかじめどうするかを話し合っておき、連絡を。保育園での引き取りの手順や、母子健康手帳、保険証、乳児医療証の場所を伝えておくとスムーズです。
■ファミリーサポートを利用育児や介護の援助を受けたい人、援助をしたい人が会員となる地域の助け合い制度。各自治体のファミリーサポートセンターで事前に登録が必要です。
\先輩ママ体験談/小さいうちはどうしても呼び出しが多く、休みがちに。成長するにつれ丈夫になるので、サポートを利用して乗り切って!(友子ママ)
先輩ママの〈保育園通ってみたらこうだった〉エピソード
仕事復帰後のリアルな感想を、先輩ママに直撃。アドバイスやテクを参考に、保育園入園の不安を解消しましょう!
添い乳なしで寝られるのか不安でしたが、さすがプロ!
添い乳でしか寝たことがなかったので心配でしたが、1週間もするとちゃんと寝られているようで安心しました。ただ、家では添い乳はやめられていません(笑)。(七保子ママ)
お着替えの量が多くて洗濯乾燥機をフル稼働!
毎日持っていくお着替えのほかに、食べこぼしや泥汚れでストックしている服にしょっちゅう着替えてくるので、洗濯物の量がすごい! 雨の日でもOKな洗濯乾燥機が大活躍。(広江ママ)
20時までの延長はうちの子一人…
朝、シートに記入すれば19時15分までスポット延長がありますが、うちの子は20 時までの月ぎめ。一人で残すのもかわいそうで、もっとリサーチすべきでした。(ゆりかママ)
毎日が予想外の連続。なんとかなる! で乗り切って
園生活が始まると、必ず予想外のことがあり、むしろ予想外のことのほうが多い。神経質にならず、自分の体にも無理のないラクな方法で乗り切って。なんとでもなります!(東陽ママ)
職場のトイレでさく乳(泣)。卒乳は早めがおすすめ
卒乳せずに復帰したため、復帰直後はおっぱいが張り、職場のトイレでしぼりました。夜間も授乳で4~5回起きてぐったり…。卒乳のタイミングなら早めがおすすめです。(ゆずあんずママ)
フリルやフード、ひもはNG!とにかく着倒せる服を
フリルやフード、ひもは「引っかかるから危険」と注意されます。OKなのは飾りのないT シャツとズボン。とにかく汚すので、プチプラのものをたくさん用意するのが正解です!(Yママ)
絶対ここ!と決めないで。だめだったら転園もあり
通うのは子どもなので、いろいろな原因で登園がつらくなることもあるかもしれません。そうなったらどんどん転園してもいいんです。元気に通ってくれるのがいちばんです。(順子ママ)
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