おしゃべりができない赤ちゃんと手話やジェスチャーでとるコミュニケーションが、ベビーサインです。始める時期は個人差がありますが、月齢でいうとだいたい生後6カ月ごろからです。基本的なお世話のサインから覚えやすいものまで全部で8種類あります。まずはここから覚えて、ベビーサインの魅力を感じてみましょう。
夏のお出かけ大特集!
初めてでも覚えやすいベビーサイン8種類
ベビーサイン1:替える
握ったこぶしの手首を合わせ、手首を軸に回転します毎日のおむつ替えや着替えのときに見せることができるので、ママが教えやすいサイン。赤ちゃんからは絵本、DVDなどを自分の好みに変えてほしいときにも使うようになります。
ベビーサイン2:おっぱい・ミルク
片手をゆっくりグー・パーします授乳前に「さあ、おっぱい(ミルク)を飲もう!」とおしゃべりしながら、このサインを見せてあげて。ベビー誌「べビモ」の撮影に参加してくれるベビーにも、使いこなしている子が多いです!
ベビーサイン3:電気
片手を頭上でパッパッと開いたり閉じたりしますこれは比較的覚えやすく、初めて教えるサインとしてオススメしています。お部屋の電気をつけたり消したりしながら、サインを見せてあげるといいでしょう。
ベビーサイン4:もっと!
指先を軽くすぼめた両手をふれあわせますまず離乳食のときに見せてあげましょう。赤ちゃんがごはんを飲みこんだタイミングで「もっと食べる?」と聞きながらサインを見せます。遊びのシーンで応用するのもオススメ。「おしまい」とセットで教えてあげられると◎。
ベビーサイン5:お風呂
握った両手で体をこするように前後に動かしますパパがお風呂担当というおうちは、ぜひパパにもこのサインを覚えて使ってもらいましょう。「ゴシゴシ」などの擬音語もプラスして、リズミカルに教えてあげて。
ベビーサイン6:おしまい
胸の前で両手のひらを上に向け、そのまま両手を反転させ、手のひらを下へ向ける食事が終わったときや、遊び飽きたと思ったら、このおしまいサインで切り上げます。終わりにすることで、メリハリが出て、生活リズムが整うという利点も。
ベビーサイン7:ねんね
両手のひらを合わせてほっぺに当てますお昼寝など、ねんねに誘うときに、このサインを見せてあげましょう。自分から「もうそろそろ眠りたいな」と思ったときに、サインで知らせてくれるようになり、寝ぐずりも少なくなります。
ベビーサイン8:飲む
グラスを持つまねをし、手を口元へ引き寄せる水分補給のときに、「飲む?」と聞きながらサインを見せてあげて。このときに、マグなどを見せながらサインをするといいでしょう。のどが渇いて泣いているときは、このサインが役立ちます。
赤ちゃんの「わかってほしい」を受け取れるのがベビーサインです
赤ちゃんの「わかってほしい!」を受けとめてあげられるのがベビーサイン。
毎日の生活の中で簡単に見せていけるサインを選んで、継続的に楽しく手を動かしてみましょう。
使いこなせるサインの数が増えてくると感動や感心することがたくさん出てきます。ぜひ、皆さんもやってみてくださいね。
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