ヘルシーで満足感ある食事がしたいときにおすすめなのが、いま注目を集めている「大豆ミート」。栄養満点で、離乳食にも使うことができちゃう食材です。今回は、そんな大豆ミートの魅力をお伝えします!
大豆ミートが注目されている!
大豆ミートとは、大豆で作ったお肉のこと。まるでお肉のような食感と味なのに、ヘルシーなのが魅力です。
ミンチ、ブロックなど形状もさまざまあれば、団子、ナゲット、焼肉、ハンバーグなどすぐ料理に使えるように成型しているものも販売されていて、料理アレンジも自由自在!
これまではヴィーガンやベジタリアンの方の選択肢でしたが、今はそうではありません。「ちょっと食べ過ぎてしまったから、今日は大豆ミートにしよう」のように、ヘルシーな食事の一つとして、あるいはふだんの食事の食材としても広がっているのです。
大豆ミートの3大メリット
大豆ミートを食べると、どんなメリットがあるのでしょうか。実は、ヘルシーさとエコな面を兼ね備えているのです。
メリット1:低カロリー&低脂質
大豆ミートは、お肉に比べて低カロリーかつ低脂質です。たとえば、牛肩ロース肉でくらべてみましょう。
・牛肩ロース肉:100gあたり411kcal
・大豆ミート(ブロックタイプ):100gあたり108kcal
つまり、カロリーを約1/4の1カットできます。さらに、大豆ミートは加工段階で大豆の油分が取り除かれています。そのため、脂質も少ないのです。
メリット2:タンパク質と食物繊維が豊富
大豆は「畑の肉」といわれる食材。筋肉や皮膚をつくるもとになるタンパク質がお肉と同じくらい豊富に含まれています。
また大豆が原料のため、お肉にはない食物繊維が豊富。おなかの中を整える効果も期待できるのです。
メリット3:環境にやさしい
大豆ミートは、環境にやさしい食材として注目されています。
肉類はエサの生産や輸送で大量の資源を消費するとともに二酸化炭素も排出するため、環境への負荷が大きいと懸念されています。
けれども、大豆ミートの生産は、水の使用や二酸化炭素の排出を減らせます。そのため、環境省もエコな食材として期待しているのです。
このように、大豆ミートは自分にも地球にもやさしい食材といえるでしょう。
簡単でおいしい!大豆ミート料理
実は、大豆ミートを使った料理はとても簡単。お肉よりも火の通りが早く時短になります。とくに、大豆ミート初心者の方にはミンチタイプが使いやすくておすすめです。
筆者自身、いろいろな大豆ミート料理を作っていますが、中でもおいしかったものが次の3つ。肉好きの夫が食べても、大豆ミートとは気づかないくらい、満足感があるものばかり。どれも手間なく作れましたよ。
①麻婆豆腐
ごはんが進む味で、大豆ミートだと気づかないくらいです。残った分は、ランチに麻婆丼としていただきました。
➤参考レシピ
②タコライス
簡単にでき、野菜も豊富にれるので、ヘルシーなランチにピッタリ。大豆ミートは独特の味がするので、少し濃いめの味付けにすると食べやすさがアップします。お腹いっぱいなのに罪悪感もありません。
➤参考レシピ
③ドライカレー
調理時間は短いのに、とてもおいしかったです。ピーマンやブロッコリーなど余った野菜を消費できるのも魅力。カレー味にあった大豆ミートは、作った本人もお肉と勘違いするほどでした。
➤参考レシピ
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栄養豊富で環境にも優しい大豆ミート。味も調理のしやすさも確実に進化しているので、以前に食べて「苦手かも」と思った方もぜひトライしてみてください。新しい食の選択肢として、大豆ミートでゆるヴィーガン生活をはじめてみてはいかがでしょうか。
参照:
環境省|令和3年版 環境・循環型社会・生物多様性白書|