こんにちは!北海道在住、元小学校教員でママライターのますださくらです。
「脱プラ」という言葉がよく聞かれるようになってきました。でも子どもがいると、プラスチックを完全に排除することは難しいですよね…。
そこで今回は、主婦のテリトリーである台所からプラスチックを減らすための小ワザを紹介します。
簡単にできるものを集めたので、ぜひ読んでみてくださいね!
脱プラ、何から始めれば?まず減らすべきは「使い捨てプラスチック」
まずは少し、プラスチックについてお話しておきます。以前の私は「全てのプラスチックは悪!」という考え方に縛られて、一体何から取り組めばよいのかわかりませんでした。
そこで助けになったのは、「使い捨てプラスチック」に目を向けることでした。
環境省の令和元年版『
環境白書・循環型社会白書・生物多様性白書』によると、なんと1950年以降に生産されたプラスチックは83億トン超えで、そのうち63億トンがごみとして廃棄されたという報告があるそうです。
また、大量のプラスチックが海に流れ込んでいることも問題に。あのさかなクンも、海洋環境の悪化で海の生き物たちがゴミを食べてしまっていることなどを問題視しています。
▶SDGsを〈知る〉ことから始めよう!「海の生き物を守りたい」さかなクンも登場した【GOOD LIFE フェア 2022】イベントレポートこのままのペースでは、2050年には魚よりもプラスチックごみが多い海になることが予測されているのです。(
日本財団HP参考)
だけど、今すぐにプラスチック全てをやめるのは、正直難しい…。
そこでまず、「ワンウェイプラスチック」「シングルユースプラスチック」と呼ばれる、一度使っただけで捨てられてしまうものを減らそうと考えました。
今日から簡単にできる!台所の使い捨てプラを減らす小ワザ紹介
台所では使い捨てのものを使わなくても意外と不便ではないことに気が付いたので、ここで紹介させてください。
①皿で蓋をする
おかずが残ったお皿。以前ならラップをして冷蔵庫に入れていたのですが、皿に皿を被せてみました!
その名も「皿んラップ」!
残り物にラップをする理由は、乾燥とほこりを防ぐためです。お皿を代わりに使ってもその目的を達成することができました。
②ボウルを最大限活用
簡単・時短・洗い物なしという便利さから、よくレシピ内で使われるポリ袋。ボウル内でやっても同じじゃない…?と思ってからは、ポリ袋を使うことが減りました。
液体調味料と一緒に揉み込むときは、よく洗った手で行うようにします。
粉ものをフリフリするときは、ボウルにボウルを被せてカプセル状にしています。洗い物は出るけれど、苦になるほどの量ではありませんよ!
2歳の息子もノリノリでフリフリのお手伝い♪
③不要な紙や包装を再利用
生ごみを処理するために、小さな穴が開いたプラスチックの袋を購入して使用していました。よく考えたら捨てるために新品を購入するって、もったいないし不経済ですよね。
私は野菜くずをみ新聞やチラシで折った箱に、食べ残しなどの水分を含むものは、購入した食品などのプラスチックのパッケージに入れて捨てています。
④ジップロックは繰り返し使う
ジップロックなどのジッパー付き袋は、とても便利なのでなかなか手放せません。でも一度で捨てることはしないように心がけています。
お肉などの生ものや、ニンニクなどの臭いがつきそうなものは入れずに、乾きものの保存や使いかけの野菜を入れるのに使うようにします。そうすると、洗って何度も使うことができるのでおすすめです。
他にも、使い捨てプラスチックを減らすためのエシカルな台所用品はたくさんあります。
ミツロウラップやシリコンバッグ、ガラスやホーローの保存容器などはおしゃれで魅力的ですが、お値段や使い勝手が気になってなかなか手が出ない、という声をよく聞きます。
今回紹介した小ワザやアイデアは特別な用意が要らないでの、ぜひ今日からトライしてみてくださいね!
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