【ベビモ】はじめてママ・パパの悩みを解決

検索

menu

カテゴリー一覧

FOLLOW US!

  • LINE
  • Instagram
  • YouTube
  • Tiktok
menu

MENU

会員登録
menu

2022.12.07

お世話

赤ちゃんの「寝かしつけが大変」をラクにする3つのポイント!夜泣き専門保育士がくわしく解説

「夜はぐずって寝かしつけが大変」「夜泣きが増えた」「目を覚ますと寝つくまで時間がかかる」などなど、赤ちゃんのねんねの悩みを抱えながらがんばっているママはいっぱい。そこで、ちょっとした工夫で寝かしつけが変わるコツを、夜泣き専門保育士・清水悦子先生に聞きました。

こんな生活していませんか?NG生活チェックリスト

□朝8時を過ぎても起こさないで、寝かせたままにしている

□親の生活時間に合わせて、夜9時以降に寝かせている

□夕方から寝るまで、ずっと明るい部屋にいさせている

□夜眠ったあとも、テレビや明かりのついたリビングにいさせている

□パパが帰宅してから、夜遅くにお風呂に入れている

□外出が少なく、日当たりの悪い部屋に一日中いることが多い

□夜泣き対策で、夜中のドライブやDVD、電気をつけて遊ぶなどしている

□スマホをいじりながら寝かしつけをしている

ひとつでもチェック項目に当てはまる場合は、体内時計がくずれて夜のねんねに悪影響が。赤ちゃんの体内時計は24時間ではなく、実は24.5時間周期。このズレを、朝日を浴びることでリセットしています。

「明るくなったら起き、暗くなったら眠る」という規則正しい生活が理想的。体内時計を正すと、寝つきがよくなる、激しい夜泣きが落ち着く、昼間ご機嫌に過ごせるなど、いいことだらけです。

「寝かしつけが大変!」は3つのポイントでラクになる!

まず始めるべきは、生活リズムの改善。3つのことを実践するだけで、夜のねんねに変化が見られます。まずは1週間、始めてみましょう。

1 朝は7時までに起こし、夜は8時までに就寝を

赤ちゃん 寝かしつけ生活リズムを整えるコツは、朝起きる時間にかかっています。なるべく朝は7時に起こし、夜は8時を目標に寝かせるのが理想的。まずは7時に起きることからスタートしましょう。

やさしい声で「おはよう」「朝だよ」
やさしくおだやかな声で赤ちゃんに朝を知らせてあげて。朝のスタートはさわやかに!

カーテンを開け、太陽の光を入れて
日当たりが悪い部屋の場合は、雨や曇りの日は、部屋の電気をつけましょう。赤ちゃんが光に反応したら「おはよう」の声がけを。

いきなり抱くとぐずることも
赤ちゃんをいきなり抱きあげるのはNG。起きる準備ができていないので、機嫌が悪くなることも。

反応しなければ「トントン」しても
光やママの声に反応しないときは、やさしく体をゆすったり、トントンして朝を知らせてあげて。

キョロキョロし始めたら、朝の習慣を
赤ちゃんが目を開けて、周囲を確認する様子が見られたら、抱っこやパジャマからの着替え、顔をふくなどの朝の習慣を。

2 午前中はアクティブに過ごし、夕方5時以降の昼寝はなるべく控えて

赤ちゃん 昼寝眠るには、体もほどよく疲れていることが大切。日中に外で遊んだり室内でも体を使うことが、夜に強い眠気を起こす「メラトニン」というホルモンの分泌を促します。お昼寝の時間や回数も、睡眠に影響します。

午前中、たっぷり遊んで
日中、特に午前中は活動的に過ごすことで、夜間のメラトニンの分泌が促され、スムーズな寝つきにつながります。

家の中にも遊びはいっぱい!
手遊びをしたり、はいはいで遊んだり、部屋の中でも月齢に合わせて遊ぶ工夫をしてみて。テレビがついていれば、赤ちゃんはテレビを見てしまいます。テレビを消して、体を使った遊びの時間を増やしましょう。

夕方5時以降のお昼寝は夜のねんねに響きます
生後4ヶ月頃からは、寝たいだけ寝かせるのではなく、お昼寝時間の調整を。遅くとも夕方5時までには起こすように心がけて。

生後3ヶ月頃までは無理に起こさなくても大丈夫
新生児期はまだ昼夜の区別がつかない時期。夕方に眠そうにしていたら、寝かせてOKです。

3 寝る前30分の「いちゃいちゃタイム」をつくる

赤ちゃん 寝かしつけ寝る30分前には、照明を落とし睡眠に入る準備を。強い眠けを起こすメラトニンというホルモンの分泌が促進され、寝つきがよくなります。絵本を読んだりお話しして過ごして。

声はワントーン下げて話しましょう
話すときは、やさしくゆっくりとした口調で。「早く寝かせなきゃ」と怒り口調はいけません。

スキンシップをたっぷりと
薄暗い空間の中で、おっぱいやミルクを飲ませたり、興奮しない静かな遊びを取り入れて。

家事や仕事を忘れましょう
ママがあせるとその気持ちは赤ちゃんに伝わります。この時間はしっかりわが子と向き合って。

1日のできごとを話して
親子でリラックス「こんなことがあったね」「じょうずだったね」などと、静かに1日を振り返る時間にしても。

テレビ、スマホ、パソコンは禁止!
ディスプレイの光はとても強く、赤ちゃんに刺激を与えます。寝る30分前からは見せないこと。
_______
人間の体には、眠りのリズムや体温の変化をコントロールする体内時計があります。生後3ヶ月を過ぎると、体内時計が徐々に整い、授乳の時間や睡眠の時間がだんだんと一定に。

朝早く起き、夜暗くなったら眠る、自然なリズムで生活することで、夜のねんねがずっとスムーズになります。今回ご紹介した方法をぜひ実践してみてくださいね。

記事を読む⇒⇒⇒新生児が寝ない!その理由と寝かしつけるコツとは?【小児科医解説】
記事を読む⇒⇒⇒【てぃ先生が伝授】「子どもが寝ない」をどうしたら?寝かしつけの成功率を高める5つのスゴ技

お話/清水悦子先生(NPO法人赤ちゃんの眠り研究所・代表理事) 『Baby-mo(ベビモ)』の内容をウェブ掲載のため再編集しています。

Baby-mo〈ベビモ〉編集部

「Baby-mo(ベビモ)」は主婦の友社が運営する、妊娠・出産・育児の公式情報サイトです。妊娠期の不安、出産準備、赤ちゃんの成長、離乳食レシピ、産後の悩みまで。はじめてママ・パパに寄り添う情報を提供します。➤ 雑誌の最新号・バックナンバーはこちら 

SHARE

  • facebook
  • Twitter
  • LINE

関連する記事

ランキング