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2022.11.21

妊娠生活

妊婦さんはコレ絶対やっちゃダメ!年末大掃除で気を付けるべきこととは?【産婦人科医監修】

1年の終わり、大掃除をしないと新しい年が迎えられない!と思っている妊婦さんも多いかもしれません。でも、高いところに手を伸ばしたり、重いものを持ったり、動き回ったりしても大丈夫?大掃除で妊婦さんが気を付けたいポイントを、産婦人科医の天神尚子先生に聞きました。

原則大掃除はパパや家族にまかせて。完璧にしなくてOK です!

おなかを圧迫するような体勢になったり、体を冷やしがちな大掃除は、妊婦さんにとって危険がいっぱい。基本的にはパパや家族に頼って。気になるところは自分で掃除したい!という場合には、早めにスタートし、少しずつ片づけて疲れをためないよう工夫をしましょう。

大掃除コレはNG!

□冷える場所の掃除
□高い所の掃除
□重いものを持つ

無理をしておなかが張ると、そのまま陣痛につながり、流産や早産の危険が。「どっこいしょ」と声が出るほどの重い荷物は持たないでください。

記事を読む⇒⇒⇒早産を予防するためにできることは?早産で生まれた赤ちゃんはどうなる?【早産・切迫早産】の疑問に産婦人科医がお答え

もしお掃除中におなかの張りを感じたら…

①安静にする
おなかの張りは、休んでいるうちにおさまることも多いので、まずは横になって1時間ほど様子を見てみましょう。

②状況が変わらなければ病院へ連絡
おなかの張りがおさまらない、出血を伴う、激痛がある、などの場合には、すぐにかかりつけの産院に連絡し受診を。

産婦人科医がジャッジ!妊婦の大掃除〇✕△

妊婦だし、今年ぐらい掃除をしたくないんですが…

【〇】今年はおなかの赤ちゃんを守ることが最優先。無理して掃除をしなくてOKです。また大掃除となると、動きすぎたり、ふだんあまり手をつけない場所に触れ、ほこりから感染症にかかる可能性も。目につく身の回りだけで十分です。

大掃除中に転倒!すぐに病院に行ったほうがいい?

【△】まずはすぐに横になって様子を見てください。しばらく様子を見て、「おなかの強い張りがおさまらない」「出血がある」「胎動を感じない」場合には、産院に連絡して受診を。おなかを強く打った場合は胎盤剥離の可能性もあるので、すぐに受診して。

床のふき掃除はしても大丈夫?

【△】おなかを圧迫するような姿勢になると、おなかが張りやすくなります。無理な姿勢は禁物。どうしても床掃除をしたい場合には、かがまずに、立ったままできる掃除用具などですませる程度にしましょう。

よく動いたら腰痛が。市販の湿布薬を貼ってもいいですか?

【△】消炎鎮痛成分のNSAIDs(エヌセイズ)を含有している湿布薬の使用はNG。胎児の動脈管閉鎖を引き起こした症例により、妊婦さんの使用が禁止されています。サリチル酸メチル含有のものは比較的使いやすいので、湿布薬の成分をよく見てから使用を。わからない場合は薬剤師さんに相談してください。

水まわりの掃除はしてもOK?

【✕】妊婦さんにとって冷えはトラブルを招くもと。とくにすべりやすいお風呂場は、転倒の危険性も高く、おなかが大きいほど足元が見えにくくなるので、やらないほうがベスト。できるだけ家族にまかせるようにしましょう。

荷物の上げ下ろしはしても大丈夫ですか?

【△】ふだん持っている、常識の範囲内の重さであれば問題ありませんが、無理をするとおなかが張る原因になります。過度に重たいものを持ち歩く場合には、家族に持ってもらうようにしましょう。また、転ばないように十分注意して。

先輩ママの“妊婦時代の大掃除”体験談

●高いところは絶対にやらない!と決め、大掃除は自分の手が届く範囲内だけに。おなかが張ってきた?と思ったらすぐに休みました。(美薫さん・Yくん3ヶ月)

●大掃除のあとついでに部屋の模様替えも実施。そのときは何もありませんでしたが、38週で掃除中に破水!無理は禁物だと痛感。(文子さん・Iくん6ヶ月)
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『Pre-mo(プレモ)』の内容をウェブ掲載のため再編集しています。※情報は掲載時のものです

【監修】 天神 尚子 三鷹レディースクリニック 院長

日本医科大学付属病院、同大学産婦人科を経て、2004年に現クリニックを開院。年齢によって異なる女性のライフステージを考慮した治療を行っています。2人の子育てをした経験からくるアドバイスは頼りになると評判です。

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