【助産師監修】離乳食が始まっても授乳の回数が減らない。夜間は胸が張って痛むことも…〈生後5～8ヶ月の授乳のお悩み〉

授乳を始めたばかりで不安な生後0ヶ月から、母乳をやめることを考える生後9ヶ月以降まで、月齢によって変わっていく授乳のお悩み。ここでは、離乳食がスタートすることで「授乳と離乳食のバランス」などが気がかりというママのお悩みや不安に、ベテランママ助産師・小澤千恵先生がお答えします。

Q.いまだに授乳回数が頻回です。自然に減るものですか？

A.日中の授乳回数から減らしてみましょう

体重を増やすためではなく、授乳がママとのスキンシップになっています。頻回なのはママが大好きだから。外出をしたり、遊ぶ時間を増やすと日中の授乳は減っていきます。日中体を動かすことで、夜もぐっすり寝るように。

Q.まとまって寝ることが増えたので、胸が張りすぎて痛くなることも…

A.自然と張らなくなるのでマッサージで圧抜きを

さく乳をするとまた母乳が作られて、おっぱいができる量が減りません。放っておいても赤ちゃんの飲む量と、出る量がだんだん同じになり、自然とおさまってきます。つらいときは、圧抜き程度にマッサージでしぼって。

両手で胸をほぐす
はじめに、両方の手のひらで胸を包み込み、上下左右にゆっくりほぐす。左右各1～2回ずつ。
▼
▼
胸のつけ根をほぐす
胸をほぐしたら、わきの下から胸のつけ根あたりをやさしくほぐすようにマッサージ。
▼
▼
乳輪から乳首へしぼる
片手で乳房を持ち上げるように、かたい場所を軽く圧迫。もう片方の手で、乳輪から乳首の先に向かってしぼるようにマッサージ。
＿＿＿＿＿＿＿
記事を読む⇒⇒⇒【助産師監修】離乳食後の授乳はいつまで？母乳が大好きで離乳食がなかなか進みません…〈生後5～8ヶ月の授乳のお悩み〉
記事を読む⇒⇒⇒【助産師監修】離乳食を完食してミルクもたっぷり…栄養のとりすぎ？遊び飲みも気になります〈生後5～8ヶ月の授乳のお悩み〉