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赤ちゃんが集中してごはんを食べてくれないのは、食べさせ方や食べるときの環境に問題があるのかもしれません。この記事では、赤ちゃんの食べる意欲を育てるための7つのコツをご紹介。これから離乳食を始めるママも、離乳食真っ最中のママもぜひチェックしてみてください。
さっきまで遊んでいた赤ちゃんにいきなりごはんを食べさせようとしても、赤ちゃんはまだ遊びの時間だと思って食事に集中できません。「手をふく・洗う」、「いただきます」と声をかけることで、これから食事が始まることをきちんと意識させて。
ごはんは赤ちゃんが意欲をもって食べることが大切。食事に集中させるため、「テレビは消す」「見えるところにおもちゃを置かない」を徹底して。
●これはNG!
食事の時間を意識させるため、食事は毎回決まった場所で。「テレビを見せながらのほうが離乳食がスムーズ」は危険です。お母さんはラクかもしれませんが、ゆくゆく無気力で落ち着きのない子になる可能性大。
食事中に落ち着きがなかったり、フラフラ歩き回るのは、姿勢が悪いのが原因かも。おすわりが安定する生後10ヶ月頃まではお母さんのひざの上で、腰が立つように座らせて。姿勢がよいとおなかが圧迫されないので、消化もよくなります。
●これはGOOD
お食事いすは足がブラブラしないことが大切。後ろや手すりに寄りかかってしまうときは、クッションやタオルを挟んで姿勢を調節。
お母さんが食べさせなくても、スプーンを口の前に持っていけば、赤ちゃんは自分から食べにきます。みずからすすんで食べることで、唇の動かし方や咀嚼(そしゃく)の学習になるし、食べる意欲も育ちます。
●これはNG!
こぼしたり汚れるのがイヤだからと、赤ちゃんの口に食べ物を押し込んでいませんか?赤ちゃんは「食べ物は自動的に入ってくる」と思い、自分で食べなくなってしまいます。
手づかみ食べは、のちにスプーンで食べるための学習です。赤ちゃんが目の前の食べ物に手を出すようになったら、メニューにおにぎりや小判型のものを取り入れて、どんどん手づかみさせてあげて。
●これはNG!
汚れるからと手づかみ食べをさせないのは、お母さんが赤ちゃんの食べる意欲をつみ取っているようなもの。
プラスチックの器は割れなくていいと思うかもしれませんが、軽いとスプーンですくったときに動いて、食べることに集中できないことも。「お皿やコップは投げたり強くたたくと割れる」ことを理解させるためにも、器は陶器がおすすめ。コップがガラスだと、口の動きや飲む量も見えやすいです。
スプーンを投げたり、遊び食べを始めたら、おなかがいっぱいになったか、食事に集中しなくなった証拠。それ以上ムリに食べさせず、「もういらないのね?」とごはんを片づけるのが正解です。
●これはNG!
追いかけてまで食べさせると、赤ちゃんは遊びながら、歩きながら食べていいんだと学習します。「ごはんは座ったときに食べる」をルールに。
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赤ちゃんは本来、ごはんを食べることが大好きです。ところが大人はとかく「なるべく汚さず、スムーズに食べさせたい」と思いがち。でもこれでは赤ちゃんは自分で食べることを学べないし、食事が楽しいとも思えませんね。
赤ちゃん時代にしなければいけないのは、「食べる意欲」を身につけること。今回の記事で紹介した「食べさせ方のコツ」を、ぜひ取り入れてみてくださいね。
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『Baby-mo(ベビモ)』の内容をウェブ掲載のため再編集しています。※情報は掲載時のものです