【赤ちゃん】卵子と精子が出会うだけでも奇跡!
ちょっと前の話にさかのぼります。まだ妊娠3週目のころ、今や胎芽となった赤ちゃんが、受精卵だったころの話。
受精卵は細胞の分割を繰り返すだけでなく、ママのおなかの中を転がりながら移動して、子宮に入ります。卵巣からいったん腹腔内に飛び出し、すぐに卵管采(らんかんさい)と呼ばれるひらひらした部分に吸い寄せられるように引き込まれ、卵管の入り口で精子と出会って受精します。
その後、卵管を転がるわけですが、その道のりは、約10㎝。直径わずか0.1㎜の卵は4~5日かけてこの10㎝のトンネルを渡り切ります。これを大人に換算したら、150㎞もの旅となります。その間に、疲れて立ち止まってしまうこともあるかもしれません(子宮までたどり着かずに着床することを子宮外妊娠といいます)。
卵子と精子が出会うだけでも奇跡、さらにそんな長旅をして着床するまでも、やはり奇跡なのです。
【ママ】自分の体を大切にする訓練をしましょう
つわりがつらいときは、おなかの赤ちゃんもすごくがんばっていることを思ってみましょう。その想像をすることは、ママだけではなく、パパになる彼にもいっしょにしてほしいことです。
ですからどうか、子宮の中を居心地のいい環境にしてあげてください。そのためにも、疲れたり、だるかったりしたら「ちょっと休む」を習慣にしましょう。
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