せっかくがんばって離乳食を作ったのに、赤ちゃんが食べてくれなくてガッカリということはありませんか?
でも、食べない=嫌いと決めつけないで。赤ちゃんが野菜や肉を苦手な理由は、嫌いだからではなく、味や食感など“食べにくさ”によることがほとんどです。
赤ちゃんは賢い!
食べにくさ以外にも、赤ちゃんが食べないのには理由があります(もちろん、大人と同じように、赤ちゃんにも食欲がある日、ない日があります)。
安全学習
新しい食べ物には不安や恐怖を感じます。ママやパパがおいしそうに食べている、食べたらおいしかったなど、安全であることを経験から学んでいきます。
嫌悪学習
ある食材を食べたあとにおなかが痛くなったり、下痢をしたりすると、その食材を食べなくなることがあります。
モデリング
家では食べないのに保育園や友だちといっしょだとよく食べる、というのがコレ。赤ちゃんはマネっこが得意。お友だちに興味をもって、お手本としてマネするから食べるのです。
食べなかった、べーっと出したから、その食材は使わない……ではなく、切り方や調理法をかえて出し続けることも大切です。筋肉が発達したり、奥歯が生えたりするなど、口腔環境の変化によって食べられるようになるからです。残されたら大人が食べればいい、くらいの気楽な気持ちでつき合ってあげてくださいね。