【ベビモ】はじめてママ・パパの悩みを解決

検索

menu

カテゴリー一覧

FOLLOW US!

  • LINE
  • Instagram
  • YouTube
  • Tiktok
menu

MENU

会員登録
menu

2022.08.31

3歳・4歳・5歳・6歳

笑いながら食べると栄養の吸収率が上がる!?食事が子どもに及ぼす驚くべき影響とは

共働き世帯が増え、家族一緒に食卓を囲むことが少なくなってきた一方で、子どもの孤食やスマホを見ながらのダラダラ食べが増えつつあります。食事をすることは単に空腹を満たすことや栄養をとるだけではない、と予防医療コンサルタントの細川モモさんは話します。家族で食卓を囲むことの大切さとは?細川モモさんが監修する書籍『成功する子は食べ物が9割』からご紹介します。

楽しく食べると、効率よく栄養がとれる

同じ内容の食事を、1人で黙って食べるか、それとも家族で食卓を囲んでなごやかに食べるか。

「同じものを食べるのだから、栄養としては同じでしょう?」

そう思いたくなりますが、実は「吸収率」が違います。おしゃべりをしながら、笑いながら楽しく食べると、幸せな気持ちになりますね。すると脳内のハッピーホルモン「セロトニン」が分泌され、消化酵素の働きが活性化して、栄養素の消化吸収もよくなるのです。

厚生労働省の国民健康・栄養調査(平成17年度)によると、朝ごはんを「子どもだけ」で食べる割合は、小中学生で40%にも達しています。朝ごはんだけでなく晩ごはんも、家族一緒に食事をする割合は、年々減ってきています。

共働き世帯が増えている上、子どもは習い事や塾通いなどで忙しくなると、どうしても一緒に食べる機会は失われてしまいます。

おいしく食べると、ストレスが解消される

食事をすることは「空腹を満たす」「栄養をとる」だけではありません。誰かと楽しく食べて「おいしかったね!」と満足感をともに味わえば、イライラが抑えられ、心が落ち着きます。

食事=楽しいという条件反射ができている子どもは、食べることが好きになり、生きる力の基本ともいえる「食べる意欲」が順調になっていきます。10代でうつになった子は、家族で食卓を囲んだ経験が少ない、というデータがあります。食事を楽しめないと、心の病にもなってしまいます。

大人と同じように、子どもも生活の中で無意識のうちにストレスを感じています。それでも、食べる意欲があって、食事による幸福感を味わうことができれば、1日に3回もストレスをリセットする機会があるということ。食事は、ストレス解消の特効薬なのです。

強い心に育ってほしいと思ったら、毎日の食事をおいしく、楽しく食べることがいちばん!忙しくても、せめて週末だけでも家族そろって食べる、友達とホームパーティーをするなど、親子ともに楽しい食事の時間をぜひつくってみてください。

幼児~小学生向けの食べ方指南書『成功する子は食べ物が9割』

成功する子『成功する子は食べ物が9割』1,430円(主婦の友社)

記事を読む⇒⇒⇒子どもの「糖質オフ」は危険!?成長期の子どもに与える重大な影響とは
記事を読む⇒⇒⇒0歳~6歳は脳を育てるビッグチャンス!この時期やっておくべき生活習慣とは?

【監修】 細川 モモ 予防医療コンサルタント/一般社団法人ラブテリ代表理事

アメリカで最先端の栄養学を学び、2009年に予防医学プロジェクト「ラブテリ トーキョー&ニューヨーク」を発足。女性の妊活・妊娠・出産をサポート。妊婦向け栄養アドバイス本『Luvtelli Baby Book 1』『Luvtelli Baby Book 2』『成功する子は食べ物が9割(以下シリーズ続刊)』が好評発売中。二児の母。

SHARE

  • facebook
  • Twitter
  • LINE

関連する記事

ランキング