今や世の中にすっかり定着した「キラキラネーム」。名づけランキングの上位にも、ふりがながなければ読めない名前が並んでいますよね。
ここでは、実在する難読ネームをクイズ形式でご紹介します。親が子に託した熱いキモチ、あなたは読み解くことができるでしょうか!
今回のおなまえ
本気普通に読めば「ほんき」、もしくは「もとき」などが予想されますね。
まずは「本気」の読み方・意味をおさらいしてみましょう。
「本気」(読み方:ほんき)
1.まじめな気持ち。真剣な気持ち。また、そのさま。
2.めんこなどの子どもの遊びで、勝てば相手の出したものを取れるというルール。
(出典:weblio )とにかく人生を真剣に、全力で生きてほしい!そんな思いがこめられているような印象をうけますね。
さて、正解は…
まじズバリ!「本気と書いてマジと読む」です!
「まじ」の起源は意外と古く、江戸時代から「真面目」を省略した言葉として用いられるようになったといいます。80年代頃から「まじで」「まじか」という風に副詞の形で広まりました。ちなみに「本気」や「真剣」と書いて「まじ」と読むのは当て字となります。
また、1986年から『本気!(マジ!)』という極道漫画がスタートし、男子中高生の間で大流行。主人公の白銀本気くん(本名は「もとき」だが「まじ」と名乗っている)は人情味あふれる純粋な正義漢として描かれ、アニメ化・映画化した人気作です。ひょっとするとご両親のどちらかが読者だった可能性もありますね!
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