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2022.08.10

3歳・4歳・5歳・6歳

〈幼稚園入園までにやっておきたいこと〉着替えやトイレはひとりでできるようになっていたほうがいい?【専門家アドバイス】

仲間遊びが始まる3歳児は、幼稚園の年少クラスへの入園が近づくお年頃です。入園までにどんな心構えや準備をしておけばいいのでしょうか。日々子どもたちと接している幼稚園の先生に話を聞きました。

あせって準備する必要はありません。ゆったり構えて大丈夫!

どんなに甘えん坊さんでも、幼稚園に入れば「自分のことは自分でやるんだ」と思うものです。ママたちは「ウチの子にできるかな」と不安かもしれませんが、子どもはすぐに覚えるので安心してください。

幼稚園では、子どもが行動しやすいような一連の流れをつくっています。朝の準備はこれとこれ、帰るときにはこの流れ…が常に一定で、動きやすいような動線になっているので覚えやすいのです。苦手な子には先生が手伝いますし、少しずつ目標を持って「できるようになった」を積み重ねていきます。

でも、お着がえや靴の着脱がスムーズにできるとすぐに遊び始めることができますから、おうちでも少しずつ練習するといいかもしれませんね。
「お友だちと遊べるかな?」という心配もあることと思います。でも、3歳児(年少さん)は、まず「自分はこうしたい」という思いを育てる時期です。自分がやりたい遊びを見つけ、とことん熱中することが大切なのです。

そのうち、興味の似た子が2~3人で遊ぶようになっていきます。最初はひとりぼっちに見えても、その「ひとり」には意味があるのです。

遊びの輪に入れない子もいますね。そういう子たちは遠巻きに見ながらも、仲間に入るチャンスをうかがっています。先生たちは参加したくなるしかけを作りながら、ゆっくり時間をかけて、自分から入ってくるのを待ちます。自分で仲間に入ることが力になるからです。「早く友だちつくって」とママがあせらないで。

入園してすぐは、「ママから離れたくない」と泣く子もいますが「必ずお迎えにくるよ」と伝え、笑顔でバイバイしましょう。時間はかかっても、必ず慣れるので安心してください。

幼稚園教諭がアドバイス!〈入園までに少しずつ意識したいこと〉

ことさらに入園準備は必要ないけれど、子どもにプレッシャーをかけない程度に少しだけ準備するならこんなこと、という5つのポイントを教えてもらいました。

①着がえや靴の着脱「自分ひとりでできれば、そのぶん早く遊べます」

入園すると、「靴をしまって、リュックをしまって、体操服に着がえて」などの一連の流れがあります。

必要に応じて先生が手伝いますが、自分ひとりでスムーズにできるようになれば、そのぶん早く遊び始めることができますし、うまくできず不安になることも少ないでしょう。子どもが園を楽しむためにも、おうちでも少しずつ練習を。

②自分でトイレ「おしりをふく練習はしておきましょう」

おむつがはずれていなくても心配いりません。担任の先生に相談すれば、「おしっこ、そろそろかな?」と声がけしてもらうこともできるはず。周囲の子がトイレに行く姿を見て、「自分も!」と奮起する子も多いものですから、あせらなくても大丈夫。

ただ、ウンチのときにおしりを自分でふく練習はしておいてください。いちいち先生を呼ぶのは、子どもの負担になります。男の子は、立っておしっこをする練習もしておきましょう。

記事を読む⇒⇒⇒てぃ先生流「トイレトレーニング」の極意!ストレスなくおむつがはずれるコツとは?

③名前の読み書き「〈自分のもの・自分のものじゃない〉が区別できるようできると◎」

名前の読み書きはできなくていいですが、「自分のもの」と「自分のものじゃないもの」を区別できるといいですね。私のカバンはこれで、私の棚はここで、だから私のカバンはこの棚に置く、という理解ができると物の管理がスムーズです。

おうちでも「○○くんの引き出し」をつくって、自分のものを出し入れさせて。園に持っていくタオルやお弁当箱を買うときには、子ども自身が選ぶといいですね。

④先生の話を聞く「好きな遊びに集中できているなら大丈夫」

「先生の話を集中して聞けるかな?」ということも、親御さんには気になるところだと思います。先生もプロなので、子どもの興味を引くような声の出し方やタイミングを工夫しています。

小さな子は基本的に落ち着きがないものですが、本当に興味のあることや「おもしろい」と感じたことにはギュッと集中するものです。ご家庭でも、好きな遊びに集中できているならまずは安心してください。

⑤早寝早起き「入園1ヶ月くらい前から生活時間を幼稚園に合わせておく」

入園の1カ月くらい前になったら、生活時間を幼稚園に合わせましょう。登園に間に合う時間に起こし、朝ごはんを食べさせ、身支度をして家を出て公園に遊びにいく…というような練習ができるといいですね。

早起きに慣れていない子は最初グズグズすると思いますが、朝の光をしっかり浴びると生活リズムが整います。午前中に思いっきり遊ばせ、お昼寝はなるべくせず、夜は早く寝かせましょう。
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記事を読む⇒⇒⇒日光浴で脳がぐんぐん育つ!5歳までに身につけたい「早寝早起き習慣」
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アドバイス/霜出博子先生(白梅幼稚園副園長) 『はじめてママ&パパのしつけと育脳』の内容をウェブ掲載のため再編集しています。※情報は掲載時のものです

Baby-mo〈ベビモ〉編集部

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