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2022.08.06

3歳・4歳・5歳・6歳

0歳~6歳は脳を育てるビッグチャンス!この時期やっておくべき生活習慣とは?

いま日本の子どもたちの栄養状態は年々悪化。「やせ」と「肥満」が二極化し「生活習慣病」が増えているそう。特に脳を育てるのには適切な食事が重要だと予防医療コンサルタントの細川モモさんは話します。幼児~小学生向けの食べ方について紹介した書籍『成功する子は食べ物が9割』からご紹介します。

年齢によって、体の部位は発育スピードが違う

子どもに対して「大きくなったね!」と言うとき、つい、身長や体重という体格だけを見てしまいがちですよね。

でも、重要なのはその中身。子どもは食べて栄養をとることで、体の臓器や筋肉、骨、血管、皮膚などが育ち、脳も成長していきます。

親として覚えておきたいのは、体の部位が、子ども時代を通してずっと同じ速度で成長するわけではないということ。

脳や脊髄などの神経系は「幼児期」に、骨や生殖器は「思春期」に、ほかの時期とくらべてめざましく発育発達するのです。

「脳神経」は6歳までに9割が完成する

生まれてから6歳までに、爆発的に大きくなるのが「脳」です。赤ちゃんの脳には、すでに大人と同じ数の神経細胞がありますが、働きは未熟です。

これは、神経細胞同士がうまくつながっていないため。五感がさまざまな刺激を受けることで「シナプス」という結合部ができ、神経細胞同士がつながり、神経回路のネットワークがつくられていきます。

6歳までに脳の神経回廊は約9割完成し、同時に脳の重さも増えていきます。新生時期に350~400gだった脳の重さは、3歳で1,000g、4~6歳で1,200~1,500gになり、大人の95%に。

「頭がいい」「運動神経がいい」とは、脳の神経回路のネットワークがよく働いているということにほかなりません。この時期に、毎日の食事から、脳をつくる材料になる食材や、脳の働きをよくする食材を十分にとることを、ぜひ心がけたいもの。

また、脳を刺激する運動や、脳の記憶を定着させる睡眠も、とても大切です。外遊びをせずにお菓子ばかり食べ、ゲームで夜更かしをしていては、将来「頭がよくなる」「運動が得意になる」といった可能性も摘み取ってしまいます。

「うちの子は6歳を過ぎてしまった!」とハッとしたパパ・ママ、安心してください。6歳を過ぎても、何歳になっても、脳はゆるやかに成長し続けます。脳を育てるための食習慣を実践していきましょう。

子どもの脳を育てるための食事指南書!『成功する子は食べ物が9割』

成功する子『成功する子は食べ物が9割』1,430円(主婦の友社)

記事を読む⇒⇒⇒「週末ゆっくり寝れば疲れがとれる」はウソ!?子どもの正しい睡眠のとり方とは
記事を読む⇒⇒⇒離乳食完了~3歳までの幼児食の進め方は?2歳・3歳のおすすめ献立スケジュールも

【監修】 細川 モモ 予防医療コンサルタント/一般社団法人ラブテリ代表理事

アメリカで最先端の栄養学を学び、2009年に予防医学プロジェクト「ラブテリ トーキョー&ニューヨーク」を発足。女性の妊活・妊娠・出産をサポート。妊婦向け栄養アドバイス本『Luvtelli Baby Book 1』『Luvtelli Baby Book 2』『成功する子は食べ物が9割(以下シリーズ続刊)』が好評発売中。二児の母。

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