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2022.07.14

ベビー・育児グッズ

買って後悔!すぐ使わなくなった「育児グッズ」3つ。50万円以上のムダ買いから学ぶ教訓とは?

整理収納アドバイザーの山田明日美です。中1の女の子と小3の男の子、2児の母です。

育児に必要なものはたくさんありますが、これまでに子ども関連のものを購入して失敗してしまった!ということが実は数多くありました。実際使ってみると、もともと家にあるもので何とかなった、使う期間が短くて後から使わなくなった、使うのが大変だった、と思うものがあったんです。

今回はどのような買い物を失敗をしたのか、自戒を込めて3つお伝えしたいと思います。

1 専用でしか使えない育児用品

例えば、離乳食を作るための調理セット。食べる量が少ない離乳食の時期はちょうどいいサイズ感ですが、食べる量が増えたり、離乳食から普通食に移行すると、途端に出番がなくなります。

また、セットの中にある、すり鉢、すり棒、裏ごし、果汁絞り器は、市販や100均にもある調理器具で十分代用可能ということを、離乳食が完了した後に気づきました。

友人は離乳食づくりの際に高級なブレンダーを購入し、10年経った今でも現役で使っているとのこと。汎用性高く使える物を選んだほうが、長く使えると感じています。

他には、ベビーベッドは1人目の時はほぼ使うことなく育児用品置き場になってしまいました。ほぼ添い寝で過ごしていたことや、日中は簡易的なベビー布団にリビングで寝かせていたので、場所が固定されたベビーベッドで過ごす方が移動する距離が増えて手間に感じてしまったんですね。

ただ、2人目の時は上の子が赤ちゃんに手を出してケガをするかもという万が一に備えて、あえて距離をとるためにベビーベッドは重宝しました。とはいえ、寝返りが始まるころには布団で上の子も下の子も親と一緒に寝ていたので、使っていたのはほぼ半年程度。

たった数ヶ月のために購入して何年も保管していたことを思うと、必要な時だけ借りるレンタルで十分だったと思います。

2 大きすぎる節句用品

1人目の時の初節句の際、サイズ的に、男雛・女雛だけの親王飾りを置こうと夫婦で話していました。

置く予定の場所を採寸して見に行ったのですが、実際店舗で見てみたら大きいサイズのほうが迫力もあって立派に見えたんです。お値段も15万を超えていて、「ちょっとサイズオーバーだけど、置けないことはないかも。この親王飾りを置いたら自宅で映えるに違いない」と舞い上がった状態で購入しました。

しかし到着後、実際に置いてみて絶句。予定していた設置場所をちょっとどころか大きくはみだしていたんです!後ろに置く屏風が下に落ちそうで、見た目が不安定な親王飾りになってしまいました(涙)。

しかも、節句用品って「自分たちで」お雛様を置いて小物を設置するという手間がかかることも、その時気づくという…。見映えを優先したあまり、その後の収納の手間と設置の負担が増えることまで気が回らなかったんです。

実際に我が家で親王飾りを設置する時間は、毎回15分程度。さほど時間はかからないほうだと思うのですが、細かい設置が必要で腰が重いと感じているのはここだけの秘密です。

私と同じような思いをされている方が多いのか、ひな祭りやこどもの日付近になると、SNSに「面倒くさくて(節句用品)まだ出してない」「お祝いすぎて1ヶ月経ったのにまだ出しっぱなし」などの投稿をよく見かけます…。

お子さんが小さいうちは親御さんが毎年飾ることになるので、これから節句用品を選ばれる際は、飾る場所のサイズと、収納する場所の確保、飾る手間を念頭において選んでみてくださいね。

3 高価な英語教材

子どもの習いごとの1つ「英語教育」。小さいうちから英語に慣れ親しんでおくことで、世界で活躍できる人になれるのでは、そう期待して、上の子が幼児の頃、30万近い高額な英語教材を購入しました。

DVDを観たり教材の絵本を一緒に読んだり、付属のおもちゃで遊んで…楽しそうな様子に私も一安心。

しかし、そんな日は長く続かず…。目新しいものにはじめのうちは子どもも興味を持っていましたが、次第に「またこれ?」みたいな様子になり、3ヶ月経った頃には見向きもしなくなりました。

私だけでも使おうと教材を開いてみても、眠気が襲いまったく続かない。たくさんの教材は収納場所をとり、「使えない後悔の塊」になりながらも、もったいないからと数年そのままに。

その後、半分も使わないままフリマサイトで売却し、高い勉強代となりました。

子どもが小学校に入学して大きな変化を感じるのが、現在タブレットでの学習がメジャーであり、インターネットにつながる環境があれば、いつでも英語学習ができるということ。教材をたくさん持たなくても、デジタルであれば収納場所も取らないですし、出先でもスマホで学習可能、そして安価ではじめられるオンライン教材が多数あります。

中学生の娘は、好きな英語の曲の歌詞がどんな意味なのか知りたくなり、自ら進んで英語辞典を引くようになりました。「知りたい」「面白そう」からスタートすることで、子供本人が学びを続けやすいことを改めて実感しています。



いろいろ買い物に失敗してきて思うのは、「あったら便利、は、なくてもなんとかなる」ということ。子ども用品は財布がつい緩みがちになるので、買い物をする時に身の回りを見渡して「同じように使えるものはないかな?」「本当に必要かな?」といったん自分に問いかけてみてください。

無駄な出費にならないよう、賢いお買い物を♪

文/山田明日美
<整理収納アドバイザー。女の子と男の子の2児の母。自身の体験をもとに子育てや片付けに関するアイデアを中心に執筆中。>

記事を読む⇒⇒⇒私が育児でやめてよかった3つのこと。解放されたら家族の笑顔が増えた!

Baby-mo〈ベビモ〉編集部

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