今や世の中にすっかり定着した「キラキラネーム」。名づけランキングの上位にも、ふりがながなければ読めない名前が並んでいますよね。
ここでは、実在する難読ネームをクイズ形式でご紹介します。親が子に託した熱いキモチ、あなたは読み解くことができるでしょうか!
今回のおなまえ
蛍そのまま読めば、「ほたる」とするのが一般的ですよね。
80年代に一世を風靡したあの北海道が舞台の国民的ドラマでも、お父さんの「ほたるぅ~」という呼びかけが印象的。90年代頃は「ほたるちゃん」という名前が流行ったとか。
「蛍」の読み方・意味をおさらいしてみましょう。
蛍 (【音】ケイ 【訓】ほたる)
1.甲虫目ホタル科の御中の総称。一般的に体は楕円形、黒色で胸部分が赤い。腹部に発光器をもち、暗いところでは青白い光を放つ。夏の虫。
2.『源氏物語』第25巻の巻名。
(出典:
weblio)
ホタルは夏の風物詩ですから、おそらく夏生まれなのかな?
「ほたる」以外にも「けい」くん、「けい」ちゃんなんて読み方もありそうですね。しかし、そう一筋縄ではいきません!
さて、正解は…
ねおん 「ネオン」とは希ガス元素の一種(元素記号:Ne)で、こちらを使用した「ネオンサイン」は発光体としてさまざまな看板や装飾に使われ、暗い夜でも街を明るく照らしていますよね。
1898年に発見されたため、ギリシャ語の「新しい」を意味する「neos」に由来しています。
おそらくどんなに暗い世の中や状況でも、自ら輝きを放って周りや自分を照らすような輝く存在になってほしい…そんな願いを、蛍の美しい光と掛け合わせたのではないでしょうか。
また「ネオン(neon)」は元素としてあらゆる国で知られており、世界共通語といってもいいかもしれませんね!
ちなみにこちらのネオン君、弟さんは「羽」と書くそう。こちらもなかなかの難読ネームなため、次回のクイズとさせていただきます!お楽しみに~。
【この名前は読める?】➤➤➤「不思議」ってどう読むかわかる?目からウロコのユニークネーム文/小林みほ