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2022.07.07

お世話

【てぃ先生が伝授】「子どもが寝ない」をどうしたら?寝かしつけの成功率を高める5つのスゴ技

「私はこんなに眠いのに、どうしてこの子は寝てくれないの?」「すんなり寝てくれたら、自分時間も作りやすいのに」…。多くのママ達が頭を悩ませているように、あなたも子どもが「寝ない」ことに日々イライラしたり、疲れ果ててはいませんか?

カリスマ保育士・てぃ先生に、とっておきの寝かしつけ法はないかと尋ねたところ、「コレ!と自信をもっておすすめできる方法は、残念ながらありません」とのお答え。子ども一人ひとりのキャラクターや環境・状況の違いなどもあるので、100%成功させる術などないとおっしゃるのもうなずけます。
ただし、だからこそ少しでも「寝かしつけの成功率を上げましょう」と、てぃ先生。そのために大切なのは、赤ちゃん自身に「寝よう」という意識を持ってもらうことなのだと言います。

では、どうすれば赤ちゃんの「寝たい」スイッチを押し、成功率を高めることができるのか、てぃ先生の5つのスゴ技をご紹介しましょう。

1 王道の「トントン」は呼吸を合わせて

寝かしつけの王道ともいえるトントン。みなさん一度は試したことがあると思います。トントンは個人差はあるけれど、かなりおすすめです。

トントンするとなぜ眠くなるのかというと、信頼している大人にスキンシップしてもらうことで安心感が生まれるからです。ポイントは、ただトントンするだけでなく、ママの呼吸に合わせてすること。

赤ちゃんはママのおなかにいたときの記憶や感覚が残っていて、トントンはおなかの中にいたときに聞こえていたママの心臓の音に似ているそうです。なので、ママの呼吸に合わせてトントンすると安心感が生まれて眠りやすくなる子もいます。

2才前後など、大きくなってきたらお子さんの呼吸のリズムに合わせてトントンしてあげるか、少し深めの呼吸をお子さんにまねしてもらってみてください。添い寝しながらすると成功率が高いです。

2 眉間、こめかみ、頭。3つの場所をなでなでする

保育園のお昼寝で、トントンしても寝ないときに僕がよくやるのが「なでなで」。なでなですると寝てくれる3つの場所があります。

❶眉間。眉間を上から下にやさしくなでてみましょう。
❷こめかみ。こめかみから耳に沿って頭をなでてみる。
❸頭。前髪を後ろにかき上げながら頭をなでる。

これらの場所は大人でもなでられると気持ちいいですよね。この方法はテレビで紹介したことがあるのですが「ふだんは寝かしつけに1時間以上かかるのに30分で寝てくれました」というコメントが殺到。この3つの場所をなでなでしても寝なかった子は、あまりいません!

3 おやすみルーティンで子どもの意識を「寝る」へ

時間になったからママやパパに「寝かされる」のではなく、赤ちゃん自身が寝るための準備や手順を踏んで寝る意識をもてる方法をいくつかご紹介します。ご家庭の生活スタイルや赤ちゃんの個性に合ったものをルーティンにしてみてください。

❶ベッドメイキングをする

枕カバーをセットしたり、むずかしければ布団のはじっこを持ってもらって「よいしょ」と布団を整えるだけでもOK。

❷グッズに「おやすみなさい」を言う

おもちゃ箱にいっしょに大きめの布やタオルをかけて「おもちゃさんもおやすみ~」と見えなくするのもいいですね。

❸電気を消す

寝る前に家じゅうの電気をいっしょに消すのもおすすめ。抱っこしてヒモを引っ張ってもらったり、スイッチを押してもらったり、ふだん大人がしている寝る準備を子どもにしてもらいましょう。

❹明日の準備をする

これもおすすめです。「明日はどっちの靴下をはく?」「このお洋服にしようか」と言って選んだものを枕元に置いたり、持っていくものをリュックに入れたりすることで、気持ちがいまではなく明日に向かいます。自然と明日へ向けて寝るという意識が整いやすくなります。

❺おやすみ絵本を読む

おやすみの前は絵本を読むと決めて、スキンシップをしながら読み聞かせをするのもいいですね。保育園でも、お昼寝の前は絵本を読んで「読んだら寝る」を習慣にしている園が多いです。

こんなふうに少しでもお子さんに寝るイメージをもってもらってからふだんの寝かしつけをすると、成功率が上がるでしょう。

記事を読む⇒⇒⇒てぃ先生直伝!子どもが喜ぶおすすめ絵本5選♪上手な「読み聞かせ」の方法もご紹介

4 「ホワイトノイズ」で物音で起きることがなくなる!

ドアの音や小さな物音で起きやすい子におすすめなのが「ホワイトノイズ」を聞かせること。ホワイトノイズとは、換気扇の「ゴー」という音やテレビの砂嵐の「ザー」という音など、音色をもたない雑音のことです。波の音や雨音もホワイトノイズです。

ホワイトノイズにはいろいろな周波数が含まれているので生活音をかき消す効果があり、音に反応して起きることが少なくなるそうです。ある実験では、ホワイトノイズを聞かせた赤ちゃんの80%が5分以内に寝たという結果が。

スマホのアプリやYouTubeでホワイトノイズを流すことができるので、試してみてください。音量は小さくしすぎず、しっかりと聞こえるくらいでOKです。

5 クイズやパズルで頭を使ってみる

「お散歩でたくさん歩いたのに寝ない」「今日は公園でたくさん遊んだのに寝ない」。そんなお子さんは、頭を使った遊びをするとよく寝る場合もあります。頭を使うとよく寝る子は、たくさん体を使っても眠くならないんです。

日中の遊びのなかにパズルや積み木、お絵かきや塗り絵を取り入れたり、違った色のおもちゃを見せて「どっちが赤でしょうか?」「どっちが大きいでしょうか?」などクイズを出したりしてみてください。

体を使うとよく寝るタイプか、頭を使うとよく寝るタイプかはその子の個性。どちらのタイプかわかるようになると、寝かしつけがラクになりますよ。

てぃ先生のお話をもっと読みたい方はこちら!

『Baby-mo(ベビモ)2022夏秋号』(6月15日発売)には、てぃ先生が初登場!赤ちゃんの「寝ない」「泣きやまない」etcに効くスゴ技などを巻頭総46ページでたっぷりお届けします。『Baby-mo』のためだけの特別保育、スタートです♪
撮影/曽根将樹(PEACE MONKEY) ヘア&メイク/加藤志穂(PEACE MONKEY) 構成/佐藤真紀

記事を読む⇒⇒⇒「子育てが苦しい」と感じてませんか?カリスマ保育士・てぃ先生が伝えたい「ハッピーになれる子育て」とは?

Baby-mo〈ベビモ〉編集部

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