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2022.07.07

離乳食の基礎知識

離乳食の白身魚は初期からOK!おすすめの種類と調理ポイント&冷凍保存の方法も

高タンパク&低脂肪で、消化吸収のよい白身魚は離乳食初期から食べさせてOK。でも「どの種類でもいいの?」「骨の処理はどうすればいい?」など疑問に思っているママも多いはず。ここでは、白身魚の選び方や進め方、下ごしらえのコツ、おすすめレシピもご紹介します。

離乳食に使う白身魚はいつから食べさせていいの?

生後5~6ヶ月頃(離乳食初期・ゴックン期)から食べられますが、おかゆや野菜に慣れてきた3~4週目にスプーン1さじからスタートします。

白身魚にもいろいろ種類がありますが、まずは脂質が少なく、身がやわらかい真鯛、ひらめ、かれいなどがおすすめです。

たらはアレルギーの心配があるため、生後8ヶ月頃(離乳食中期・モグモグ期後半)から少量ずつ様子を見ながらスタートしましょう。

【離乳食で食べられる白身魚一覧表】
離乳食 白身魚 いつから=食べやすい固さや形状にし、適量ならOK
=「様子を見ながら少量だけ」など、条件つきの場合
×=塩分や脂肪分が多すぎるなど、赤ちゃんには不向き

真鯛・・・消化しやすく、最初に与える魚として最適
ひらめ・かれい・・・どちらも低脂肪で、胃腸に負担をかけません
さわら・・・真鯛やひらめ、かれいに慣れてから、少しずつ
たら・・・アレルギー症状に気をつけて、少量ずつ慎重に

初めて与える食材は、少量から始めましょう。アレルギーが心配な場合は、平日午前中など医療機関を受診できる時間帯に与えると安心です。

離乳食に使う白身魚の選び方は?

離乳食 白身魚塩気が強い干物などではなく、生を使います。切り身や刺し身の状態で手に入れると、調理も簡単。特に刺し身は骨や皮なども取り除かれているので、下処理の手間も省け、より手軽です。

白身魚に含まれる栄養素は?

白身魚は、高タンパクでも低脂肪なので、胃腸に負担をかけず食べられます。各種アミノ酸をバランスよく含んでいて、うまみが強いことも特徴。

特に真鯛は、体にいい不飽和脂肪酸のDHAや、EPAも多く含まれているので、積極的に活用するのがおすすめです。

離乳食で使う白身魚の量と形状は?

生後5~6ヶ月頃(離乳食初期・ゴックン期)

離乳食 白身魚白身魚を熱湯でゆでて、なめらかにすりつぶし、とろみをつける。

生後7~8ヶ月頃(離乳食中期・モグモグ期)

離乳食 白身魚白身魚を熱湯でゆでて、すりつぶし、とろみをつける。

生後9~11ヶ月頃(離乳食後期・カミカミ期)

離乳食 白身魚白身魚を熱湯でゆでて、細かくほぐす。

生後1歳~1歳6ヶ月頃(離乳食完了期・パクパク期)

離乳食 白身魚白身魚を熱湯でゆでて、1㎝大にほぐす。

離乳食で使う白身魚の調理のポイントは?

1 刺し身を使えば下処理いらず

離乳食 刺し身大人の刺し身から取り分けて調理すると、骨を取り除く手間が省けてラク。鯛の刺し身は1切れが10g、大きめの1切れが15gくらいなので、必要な量を切り出すのにも便利です。切り身の場合は、刺し身1切れ程度を薄くそぎ切りにしましょう。

2 電子レンジでも加熱し、皮と骨を除く

離乳食 白身魚離乳食で使うときは火を通すことが必須ですが、電子レンジで加熱してもOKです。耐熱容器に水といっしょに入れ、ラップをかけて加熱します。脂肪が少ない白身魚はパサつきやすいので、火を通し過ぎないように注意しましょう。離乳食 白身魚皮と骨がついている場合は、ほぐして取り除きますが、加熱してからのほうが簡単です。ゆで汁には栄養やうまみが出ているので、離乳食の固さ調節に活用するとムダなし!

3 すり鉢でよくすりつぶす

離乳食 白身魚白身魚の細かい繊維は裏ごしがむずかしいので、すり鉢を使ってよくすりつぶしましょう。生後5~6ヶ月頃(離乳食初期・ゴックン期)は魚の繊維が完全にほぐれるまでなめらかにし、とろみづけをしてください。

離乳食で使う白身魚の冷凍保存法は?

ゆでて繊維をほぐし、各期の形状で小分け

離乳食 白身魚1回に食べる量が少ないので、まとめてゆでて繊維をほぐし、小分け冷凍しておくと効率的です。水分を含んでしっとりとした状態で冷凍すると、解凍・加熱してもふんわりもどります。
次ページ > 白身魚を使った離乳食レシピ16品

まとめ・文/柿沼曜子 『はじめてママ&パパの離乳食』の内容をウェブ掲載のため再編集しています。※情報は掲載時のものです

【監修】 上田 玲子 管理栄養士、博士(栄養学)

小児栄養学の第一人者として活躍するかたわら、トランスコウプ総合研究所取締役として栄養コーチングの手法を開発。白梅学園大学・短期大学非常勤講師。日本栄養改善学会評議員や日本小児栄養研究会運営委員なども務める。監修書に『はじめてママ&パパの離乳食』『離乳食大全科』(ともに主婦の友社)など。

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