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2022.06.29

離乳食の基礎知識

フォローアップミルクや牛乳はいつから?乳汁の種類とステップアップのタイミング【管理栄養士監修】

赤ちゃんの大切な栄養源である母乳や粉ミルク。毎日口にするものだからこそ、栄養面や特徴について知っておきたいものですよね。ここでは、母乳と粉ミルクの違いのほか、フォローアップミルクや牛乳を飲ませるタイミングについて紹介します。

「母乳」と「粉ミルク」の違いとは?

母乳には、タンパク質や糖類、ビタミンやミネラルのほか、ホルモンなども含まれています。

いっぽう粉ミルク(乳児用調整乳)は、牛乳成分でできており、母乳に近づけるために、栄養成分を置き換えたり強化するなどして、赤ちゃんに最適な成分でつくられています。いずれも生後すぐから飲み始めることができます。

「フォローアップミルク」は「牛乳」の代用品

母乳や粉ミルクは、いわゆる「乳汁」とよばれ、このほかに「フォローアップミルク」や「牛乳」があります。ここで知っておきたいのは、フォローアップミルクは、母乳や育児用ミルクの代わりではなく、牛乳の代わりとして飲むものということ。

牛乳は、離乳食期に与えるにはタンパク質が多く、鉄分が少ないため、1歳未満の赤ちゃんは飲むのを避けたほうがよいとされています。その代わりとして、離乳食後期(3回食)からなら飲めるように成分を調整したのが、フォローアップミルクです。

乳汁の種類と時期早見表

乳汁の種類 早見表

○=与えてOK/×=与えるのはNG

「フォローアップミルク」は必ず飲ませないといけないもの?

フォローアップミルクは生後9ヶ月から飲ませることができますが(※メーカーによって違い有り)、母乳や育児用ミルクを問題なく飲んでいる場合には、あえて切り替える必要はありません。

それよりも1歳以降、牛乳へ切り替えを考える場合は不足しがちな鉄分補給として、フォローアップミルクを飲ませるのがおすすめです。離乳食が進まず、鉄分だけでなくほかの栄養素の不足が心配なときは、かかりつけ医に相談するとよいでしょう。

離乳食期は鉄分不足に注意!

鉄不足からおこる「鉄欠乏性貧血」が続くと、言葉や体の発達に影響が出るおそれが。生後6ヶ月以降は発育スピードが増すうえに、母乳からの鉄は減少。離乳食からしっかり鉄をとる必要があります。

乳児期は牛乳を乳汁の代わりにしない(調理使用はOK)
育児用ミルクやフォローアップミルクを離乳食に活用する
鉄を強化したベビーフード、パン、米などを利用する
鉄分を多く含んだ食材を献立に活用する
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記事を読む⇒⇒⇒フォローアップミルクは子どもに必要?いつからいつまで飲ませるもの?編集部おすすめ10選も!
記事を読む⇒⇒⇒ベビーダノンはいつから離乳食に使える?子どもにおすすめの量と成分

『Baby-mo(ベビモ)』の内容をウェブ掲載のため再編集しています。※情報は掲載時のものです

【監修】 上田 玲子 管理栄養士、博士(栄養学)

小児栄養学の第一人者として活躍するかたわら、トランスコウプ総合研究所取締役として栄養コーチングの手法を開発。白梅学園大学・短期大学非常勤講師。日本栄養改善学会評議員や日本小児栄養研究会運営委員なども務める。監修書に『はじめてママ&パパの離乳食』『離乳食大全科』(ともに主婦の友社)など。

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