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2022.05.08

離乳食中期(7・8ヶ月)モグモグ期

離乳食のシリアルはいつから?量や形状と中期~完了期のおすすめレシピ4品

コンフレークやオートミールなどのシリアルは、原料が穀物なので離乳食の主食に適しています。そのうえ、調理も簡単。ここでは赤ちゃんに食べさせていい時期や、調理のポイントのほか、月齢別のレシピを紹介します。

離乳食のシリアルはいつから食べさせていいの?

コンフレークの原料はとうもろこし、オートミールの原料はオーツ麦です。どちらも食物繊維が多いため、消化に負担がかかることがあるので、生後5~6ヶ月頃(離乳食初期・ゴックン期)は与えないようにしましょう。

生後7~8ヶ月頃(離乳食中期・モグモグ期)から食べさせてOKですが、コーンフレークの場合、手で細かく砕いて使いましょう。

離乳食で使うシリアルはどんな種類を選べばいい?

コーンフレークは砂糖などをまぶしていないプレーンタイプを選びましょう。食物繊維の多い玄米フレークは消化がうまくできないことがあるので、おすすめできません。

シリアルに含まれる栄養素は?

オートミール 離乳食いずれも良質な糖質(デンプン質)が主成分。特にオートミールは鉄分やビタミンB1、食物繊維が豊富です。食べやすく加工してあるのでおかゆ状に調理しやすく、フルーツや牛乳を加えて栄養たっぷりの「時短朝食」としても便利。

離乳食で使うシリアルの量と形状は?

※ここではコーンフレークを例に紹介します。

生後5~6ヶ月頃(離乳食初期・ゴックン期)

食物繊維が多いので、生後5~6ヶ月頃は与えません。

生後7~8ヶ月頃(離乳食中期・モグモグ期)

離乳食 シリアル コンフレークコーンフレークを細かく砕いて牛乳などにひたし、加熱してふやかす。

生後9~11ヶ月頃(離乳食後期・カミカミ期)

離乳食 シリアル コンフレークコーンフレークを粗く砕いて牛乳などにひたす。

1歳~1歳6ヶ月頃(離乳食完了期・パクパク期)

離乳食 シリアル コンフレークコーンフレークをそのまま、もしくは牛乳などにひたして食べさせます。

離乳食で使うシリアルの調理のポイントは?

1 ポリ袋に入れて手でもんで砕く

離乳食 シリアル コンフレークコンフレークは、1歳頃までは手で細かく砕いてから食べさせます。ポリ袋に入れて手でもむと、簡単に砕けます。 水分を加えて加熱すれば、すぐに「コンフレークがゆ」の完成。

2 オートミールは砕かなくてもOK

離乳食 シリアルオートミールは麦をひき割りにしてあるので、砕く必要はありません。だしやスープ、果汁など、好みの水分を加えてさっと加熱すれば、やわらかなおかゆ状になります。

3 オートミールで即席パンを作る

離乳食 シリアルオートミールは加熱したあと冷ますと、固まる性質があります。ミートオールと牛乳をまぜて電子レンジで加熱するだけで、即席パンに! (詳しい作り方は、後述の「オートミールパン(離乳食完了期)」を参照)

離乳食 シリアル コーンフレーク冷めてかたまったら取り出し、食べやすく切り分けてください。電子レンジで加熱する前につぶしたバナナを混ぜて、アレンジを楽しむのもおすすめ。

離乳食で使うシリアルの冷凍保存の方法は?

シリアル 冷凍オートミールで作ったパンは、ラップにふんわりと包んで冷凍できます。ただし、冷凍時に電子レンジで加熱するとかたくなるので、室温で自然解凍がおすすめ。

シリアルを使ったおすすめ離乳食レシピ4品

にんじんシリアルヨーグルト
離乳食中期(生後7~8ヶ月頃・モグモグ期)

離乳食 シルアル コンフレーク〈材料〉
コーンフレーク(プレーン)・・・7g(1/3カップ)
にんじん・・・20g(2㎝角2個)
プレーンヨーグルト・・・50g(大さじ3強)

〈作り方〉
1 にんじんは皮をむいてすりおろし、耐熱容器に入れる。ラップをかけ、電子レンジで約40秒加熱する。
2 ヨーグルトにコーンフレークを細かくくずして入れ、5分ほどおく。
3 ②がふやけたら、①を加えてよく混ぜる。

アスパラとしらすのシリアルがゆ
離乳食後期(7~8ヶ月頃・モグモグ期)

離乳食 シリアル コンフレーク〈材料〉
オートミール・・・15g(1/4カップ)
アスパラガス・・・30g(中1.5本)
しらす干し・・・10g(大さじ2弱)
だし・・・1/2カップ

〈作り方〉
1 アスパラガスは根元のかたい部分を切り落とし、下半分の皮をむき、細かく刻む。しらす干しは熱湯で塩抜きする。
2 鍋にだしを煮立て、①を加えて煮る。アスパラガスがやわらかくなったら、オートミールを加え、さらに1~2分煮る。

豆乳バナナコーンフレーク
離乳食後期(生後9~11ヶ月頃・カミカミ期)

コーンフレーク 離乳食〈材料〉
コーンフレーク(プレーン)・・・20g(1カップ)
バナナ・・・20g(7mm厚さの輪切り3個)
にんじん(皮を除く)・・・10g(5mm厚さの花形3個)
豆乳・・・1/4カップ

〈作り方〉
1 にんじんはやわらかくゆでる。
2 コーンフレークは粗く砕いて器に盛り、バナナ、①をのせて豆乳をかける。ふやかして食べさせる。

オートミールパン
離乳食完了期(生後1歳~1歳6ヶ月頃・パクパク期)

離乳食 シリアル コンフレーク〈材料〉
オートミール・・・30g(1/2カップ)
牛乳・・・1/4カップ

〈作り方〉
1 耐熱ボウルにオートミールを入れ、牛乳を注いで軽くかき混ぜる。
2 ラップをふんわりかけ、電子レンジで1分50秒加熱し、そのまま5分蒸らす。粗熱がとれたらボウルから取り出し、食べやすく切る。

先輩ママ発!シリアルを使った離乳食レシピ

トマトジュースでミルクがゆをアレンジ!

オートミール 離乳食オートミールと牛乳を電子レンジでチンした後、トマトジュースを少し加えます。加熱直後の熱々のおかゆが冷たいジュースで適温になるし、味もバッチリです!(Mさん・8カ月の男の子ママ)

バナナを混ぜれば、甘味ととろみで食べやすくなる!

シリアル 離乳食湯でふやかしたコーンフレーク+バナナは、我が家の常連メニュー。生のバナナを加えるだけなのですぐ作れるし、甘味が加わって美味しくなるので、よく食べてくれます。(Hさん・9カ月の女の子ママ)
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穀物からできているオートミールやコンフレークは、栄養価が高い食材。特に、オートミールには赤ちゃんに不足しがちな鉄やカルシウムも豊富です。また、切ったりゆでたりする必要もないので調理が簡単。保存も効くのでストックしておくと便利です。


記事を読む⇒⇒⇒離乳食の卵はいつから?進め方や量、調理のポイントと初期~完了期のおすすめレシピ14品
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電子レンジは表記がないものはすべて600Wを使用しています。500Wの場合は加熱時間を1.2倍してください。
小さじ1は5㎖、大さじ1は15㎖、1カップは200㎖です。
材料は特に表記のない場合、赤ちゃん1回分です。
材料の分量は、皮や種を除いた可食部の重さをあらわしています。

まとめ・文/柿沼曜子 『はじめてママ&パパの離乳食』の内容をウェブ掲載のため再編集しています。※情報は掲載時のものです

【監修】 上田 玲子 管理栄養士、博士(栄養学)

小児栄養学の第一人者として活躍するかたわら、トランスコウプ総合研究所取締役として栄養コーチングの手法を開発。白梅学園大学・短期大学非常勤講師。日本栄養改善学会評議員や日本小児栄養研究会運営委員なども務める。監修書に『はじめてママ&パパの離乳食』『離乳食大全科』(ともに主婦の友社)など。

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