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離乳食初期で上手に飲み込めるようになったら、次は舌を上下に動かしてつぶし、モグモグと味わって食べる練習へ。1日2回食になり、食べられる食材が増え、献立のレパートリーも増えます。
そこで今回は、離乳食中期に適した食べさせ方、進め方、固さ・大きさなどを紹介。献立やこの時期おすすめのレシピのほか、この時期ならではのお悩みに専門家がお答えします。
離乳食スタートから1ヶ月が経ち、食べることにも慣れてきた生後7~8ヶ月頃が離乳食中期(モグモグ期)が移行の目安。下記のチェック項目を当てはまるようなら、ステップアップのタイミングです。
□1日1回の離乳食を喜んで食べる
□水分を減らしたベタベタ状の離乳食を口をモグモグ動かして食べる
□主食とおかずを合わせて1回、子ども茶わん半分以上食べる
離乳食中期(モグモグ期)は1日2回。品数の目安は1~2品ですが、主食・主菜・副菜が一度にとれるオールインワンメニューなら1品でもOKです。
6:00 起床→授乳
10:00 離乳食+授乳
14:00 授乳
18:00 離乳食+授乳
22:00 授乳
食べさせる時間は、午前と午後に1回ずつ。2回食のリズムをしっかり定着させていきましょう。離乳食1回目から4時間以上あけること。
また、初めての食材を食べさせるときは、万が一アレルギー反応が起こった場合にすぐ病院へ行けるよう、1回目(午前中)にしましょう。食後の母乳・ミルクは欲しがるだけ飲ませてOKです。
6:00 起床→授乳
10:00 離乳食+授乳
14:00 授乳
18:00 離乳食+授乳
22:00 授乳
前半と同じく午前に1回、午後に1回のスケジュールに。離乳食の時間が定まると、起床や就寝、お昼寝、お散歩など1日のリズムがつくりやすくなります。
また、後半になってくると、2回目の離乳食も1回目と同じくらいの量を食べられるようになります。食後の母乳・ミルクは引き続き欲しがるだけ飲ませてあげましょう。
離乳食中期になると、すりつぶしや裏ごしをしていない離乳食も食べられるように。力を入れなくてもつぶせる、絹ごし豆腐ぐらいの固さが目安。かたまりを嫌がる場合は、最初はほとんどすりつぶし、やわらかなツブツブが残る程度に作ってあげましょう。
口をモグモグと動かさずに飲み込んだり、べーっと吐き出すときは「固すぎる」のサイン。形状を見直してやわらかめに調理しましょう。
絹ごし豆腐のやわらかさは、舌とあごでつぶすのにぴったり。おかゆや刻んだ野菜も、指でつぶせるやわらかさにします。
【離乳食中期(モグモグ期)】ふんわりやわらかな5倍がゆに
米1:水5の割合で炊いた5倍がゆ(全がゆ)をそのまま食べさせます。固くて食べにくい場合はやわらかめの7倍がゆでもOK。
【離乳食中期(モグモグ期)前半】舌でつぶせるやわらかさに
2mm大のみじん切りにしてから、だしでくたくたに煮て豆腐くらいのやわらかさに。
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【離乳食中期(モグモグ期)後半】米粒くらいの大きさに
3mm大のみじん切りにしてから、だしで煮て豆腐くらいのやわらかさに。
【離乳食中期(モグモグ期)前半】ツブツブが少し残る程度にすりつぶす
かたまりのままやわらかくゆでて薄切りにし、ツブツブが少し残る程度にすりつぶす。
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【離乳食中期(モグモグ期)後半】粗くすりつぶす
かたまりのままゆでて薄切り西、ざっくりと粗めにつぶす。
【離乳食中期(モグモグ期)前半】ごく小さく刻んで繊維を断ち切る
ゆでた葉先を縦横に細かく刻み、水溶き片栗粉を加えて加熱し、とろみをつける。
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【離乳食中期(モグモグ期)後半】みじん切りにして繊維を断ち切る
ゆでた葉先を3mm大に縦横に刻み、水溶き片栗粉を加えて加熱し、とろみをつける。
【離乳食中期(モグモグ期)前半】ゆでてざっとすりつぶす
身をゆでてざっとすりつぶし、だしか湯でゆるめます。水溶き片栗粉を加えて加熱し、とろみをつける。
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【離乳食中期(モグモグ期)後半】ゆでて細かくほぐす
身をゆでてから細かくほぐし、水溶き片栗粉を加えて加熱し、とろみをつける。
●食事用のいすを用意し、座らせる
●テーブルは手が届く距離に
●足が床や足置き台にしっかりつくように調節する
しっかりモグモグするには、足に力を入れて踏ん張る姿勢が大事。いすの足置き台や床に、足がつく高さに調節しましょう。
おすわりが安定するまでは、大人のひざの上で食べさせてもOKです。また、いすの背もたれと体の間が空いて不安定な場合は、タオルを入れて調節を。
1.まずはひと口食べさせる
スプーンを下唇に軽くのせ、赤ちゃんが離乳食を取り込むのを待ちます。
2.口を閉じたらスプーンを引き抜く
赤ちゃんが口を閉じたら、スプーンをゆっくり水平に引き抜きます。
3.モグモグ食べているかチェック
赤ちゃんが数秒間モグモグして飲み込むかをチェック。口の中が空になったら、次のひとさじへ。赤ちゃんの目の前で大人がモグモグのお手本を見せてあげるのもおすすめ。
この時期の目標は「離乳食を舌と上あごでつぶし、唾液と混ぜ合わせて味わって食べる」こと。離乳食初期(ゴックン期)よりも水分を減らした、やわらかなかたまりが混じるメニューを用意しましょう。
急激に固さや大きさをステップアップすると、舌と上あごでつぶすことができず丸飲みしてしまうことも。1品だけ固さを増して様子を見るなど、赤ちゃんの食べ方をチェックしながら進めましょう。
まぐろなどの赤身肉や鮭、鶏ささ身肉、牛乳やヨーグルトなどの乳製品、卵など、タンパク質源食品のバリエーションが豊かに。
肉や魚、乳製品などのコクやうまみで、離乳食の味わいもグレードアップ。野菜やおかゆと組み合わせて、いろいろなメニューにチャレンジしていきましょう。
ただし、はじめての食材を与えるときは1さじ程度にとどめ、日中の食事に出すようにしましょう。新しい味を嫌がる赤ちゃんもいますが、何度も繰り返し経験することで、だんだんと食べられるようになっていきます。
記事を読む⇒⇒⇒赤ちゃんが食べていいもの・悪いもの【時期別にひと目でわかる食材チェック表】
離乳食中期(モグモグ期)1回分の食事量の目安は、主食と野菜、タンパク質を合わせて子ども茶わん半分以上。ただし、食べられる量には個人差があるので、下記の量は目安にしてください。
【エネルギー源食材】
●5倍がゆ(7倍がゆ)・・・50~80g
やわらかめの7倍がゆでもOK。少しずつ水分量を減らして5倍がゆにし、量を増やしていきます。
●うどん・・・35~50g
乾麺よりもやわらかい「ゆでうどん」を細かく刻み、さらに熱湯でくたくたにゆでます。
●食パン・・・15~20g(8枚切り1/3枚~1/2枚弱)
ゆでうどんが食べられて、小麦製品がOKであれば、油脂や塩分の少ない食パンから始めます。
【ビタミン・ミネラル源食品】
●ブロッコリー・・・15~20g
やわらかくゆでた小房の穂先をそぎとります。ツブツブを嫌がる場合は、とろみをつけて食べやすくします。
●キャベツ・・・15~20g
固い軸を除き、葉の部分をやわらかくゆでます。繊維が食べにくいので、すりつぶすか、みじん切りに。
●にんじん・・・15~20g
水からやわらかくゆでるか、すりおろして加熱します。だしで煮ると赤ちゃん好みの味に。
●かぼちゃ・・・15~20g
ゆでるか、ラップで包んで電子レンジで加熱がラク。食べる様子を見ながら、つぶし加減を調節します。
●大根・・・15~20g
青首の部分は形ので、中央のやわらかい部分が離乳食向き。水からやわらかくゆでます。
●焼きのり・・・1枚(8つ切り)
乾燥したままだと、のどに張りついてしまうので注意。ちぎって水で湿らせるか、おかゆと混ぜて与えましょう。
●いちご・・・5~10g
繊維をほぐすようになめらかにつぶします。ヨーグルトやパンがゆに混ぜると、甘みと酸味がアクセントに。
【タンパク質源食品】
●生鮭・・・10~15g
塩鮭は塩分が多いので、離乳食では生鮭を使います。脂肪の少ない部分を調理しましょう。
●まぐろ・・・10~15g(刺し身1切れ~刺し身大1切れ)
赤身の魚は、鉄やDHAを補うのにおすすめ。まぐろは赤身、かつおは背身を選びます。
●ツナ水煮・・・10~15g(大さじ2/3~大さじ1)
離乳食には、食塩無添加の水煮缶を使用します。手軽に使えるので常備しておくと便利。
●鶏ささみ・・・10~15g
離乳食で肉を食べさせるときは、脂肪が少なく、消化吸収の良い鶏ささみからスタート。火を通して細かく刻むか、すりつぶします。
●絹ごし豆腐・・・30~40g
絹ごし豆腐は、舌でつぶす練習にぴったり。食べにくい野菜や肉とあえるのもおすすめです。
●ひき割り納豆・・・10~15g(大さじ1~大さじ1強)
ひき割り納豆は細かく刻んであるので、離乳食に使うときに便利。最初は消化が良くなるように加熱して与えましょう。
●プレーンヨーグルト・・・50~70g
砂糖を添加していない、プレーンヨーグルトを選んで。風味をつけたり、とろみをつけたりするのに活躍します。
●かたゆで卵・・・卵黄1個~全卵1/3個
卵黄の量を少しずつ増やし、1個まで食べられたら、かたゆで卵白をごく少量から始めます。
●カッテージチーズ・・・15g(大さじ1)
タンパク質が多く、脂質と塩分が少なく離乳食向き。ほのかな酸味とコクで、手軽にうまみがアップ。
離乳食中期(モグモグ期・前半)
母乳・ミルク・・・70%
離乳食・・・30%
離乳食中期(モグモグ期・後半)
母乳・ミルク・・・60%
離乳食・・・40%
食事(離乳食)からの栄養を徐々に増やしていきます。母乳は欲しがるだけ与え、ミルクは1日3回が目安。
1回の食事に、主食、主菜、副菜の3つがバランス良く入るように意識しましょう。調味料はごく少量であれば使用してOKです。
●鮭のふんわり白あえ
〈材料〉
鮭・・・5g
絹ごし豆腐・・・20g
〈作り方〉
1 鮭は皮と骨をとり、やわらかくゆでてとり出す。
2 同じ湯でさっと豆腐をゆで、①とともにすりつぶし、水小さじ1を加えて混ぜる。
●ブロッコリーのクリームあえ
〈材料〉
ブロッコリー・・・15g
クリームコーン・・・大さじ1
〈作り方〉
1 ブロッコリーはやわらかくゆでてすりつぶす。
2 クリームコーンに水小さじ1を加えて器に盛り、①をのせて、混ぜながら与える。
●5倍がゆ(7倍がゆ)
〈材料〉
5倍がゆ(または7倍がゆ)・・・80g
※米1:水5(ごはん1:水4)、または米1:7(ごはん1:水6)で炊いたもの
〈作り方〉
5倍がゆ(または7倍がゆ)をそのまま器に盛る。
●納豆がゆ
〈材料〉
ひき割り納豆・・・10g(大さじ1)
焼きのり・・・少々
5倍がゆ(7倍がゆ)・・・50g
※米1:水5(ごはん1:水4)、または米1:7(ごはん1:水6)で炊いたもの
〈作り方〉
1 耐熱容器に5倍がゆ(7倍がゆ)、納豆を入れて混ぜる。ラップをかけて電子レンジ(600W)で1分加熱し、器に盛る。
2 のりは細かくちぎり、水少々で湿らせ①にのせる。よく混ぜながら食べさせる。
●かぼちゃヨーグルト
〈材料〉
かぼちゃ・・・15g(2.5cm角1個)
プレーンヨーグルト・・・小さじ1
〈作り方〉
1 かぼちゃは皮と種とわたを除き、やわらかくゆでてすりつぶす。
2 器に①を盛り、ヨーグルトをかける。混ぜながら食べさせる。
●鶏ささ身と青菜のうどん
〈材料〉
鶏ささみ・・・5g
ほうれん草・・・10g(大1枚)
ゆでうどん・・・40g(1/5玉)
だし・・・2/3カップ
しょうゆ・・・ごく少々
水溶き片栗粉・・・少々
〈作り方〉
1 鍋に湯を沸かし、ほうれん草をゆで、やわらかくなったら水気をしぼって細かく刻む。同じ鍋で鶏ささみもゆで、とり出して細かくほぐす。
2 鍋にだしを沸かし、①とうどんを加えてひと煮し、しょうゆで味をととのえ、水溶き片栗粉でとろみをつける。
●いちごのカッテージチーズあえ
〈材料〉
いちご・・・10g(1/2個)
カテージチーズ・・・大さじ1/2
〈作り方〉
いちごは加熱してからフォークなどでつぶし、カッテージチーズとあえる。
●にんじんのグラッセ
〈材料〉
にんじん・・・15g(2.5cm角1個)
バター、砂糖、塩・・・各少々
〈作り方〉
1 にんじんは皮をむき、鍋に入れてかぶるくらいの水を注ぎ、中火でやわらかくゆでる。
2 にんじんがやわらかくなったら一度ゆでこぼし、水大さじ1、バター、砂糖、塩を加えて煮て、へらなどでつぶす。
●キャベツとツナのミルクパンがゆ
〈材料〉
キャベツ・・・10g(中1/5枚)
ツナ水煮缶・・・10g
食パン・・・15g(8枚切り1/3枚)
牛乳・・・1/4カップ
〈作り方〉
1 キャベツはやわらかくゆで、細かく刻む。ツナは熱湯を回しかけ、汁けをきる。パンは耳を除き、細かくちぎる。
2 鍋にパン、水1/4カップを入れ、ふやけてきたら火にかけ、煮立ったら牛乳を加える。
3 ふつふつしてきたらキャベツ、ツナを加え、ひと煮する。
●鮭のちゃんちゃん焼き
〈材料〉
鮭・・・10g
にんじん・・・15g(2.5cm角1個)
キャベツ・・・15g(2/3枚)
〈作り方〉
1 鮭は皮と骨をとってゆで、細かくつぶし、ゆで汁小さじ2を加えて混ぜる。
2 にんじんは皮をむいてやわらかくゆで、みじん切りにする。キャベツもやわらかくゆで、みじん切りにする。それぞれにゆで汁小さじ1を加えて混ぜる。
3 ①②を器に盛り、混ぜながら与える。
●5倍がゆ(7倍がゆ)
〈材料〉
5倍がゆ(または7倍がゆ)・・・80g
※米1:水5(ごはん1:水4)、または米1:7(ごはん1:水6)で炊いたもの
〈作り方〉
5倍がゆ(または7倍がゆ)をそのまま器に盛る。
離乳食中期のメニューでおすすめなのが「おじや」。舌でつぶすのにちょうどいいやわらかさで、栄養バランスがとりやすいのが魅力。ごはんやおかゆに野菜、タンパク質源食品を加えて一緒に煮込むだけなので簡単です。
〈材料〉
にんじん・・・30g
牛乳・・・大さじ1
ごはん・・・大さじ1
〈作り方〉
1 にんじんは皮をむいて細かく刻む。
2 小鍋に水1/2カップ弱とにんじん、ごはんを入れ、蓋をして弱火で10分煮て、フォークなどで細かくつぶす。
3 牛乳を加えてさっと煮て火を止め、蓋をして10分蒸らす。
〈材料〉
かぶ・・・15g
長ねぎ・・・10g
鮭・・・10g(刺し身用1切れ)
ごはん・・・大さじ1
〈作り方〉
1 かぶは皮をむいて角切りに、長ねぎはみじん切りにする。
2 小鍋に水1/2カップとごはん、かぶ、鮭を入れ、蓋をして弱火で2分煮たら鮭をとり出し、細かくほぐす。
3 長ねぎを加えて8分煮たら、かぶをフォークなどでこまかくつぶし、火を止めて蓋をし、10分蒸らす。鮭とともに器に盛り合わせる。
〈材料〉
キャベツ・・・20g
溶き卵・・・1/3個分
ごはん・・・大さじ1
〈作り方〉
1 キャベツは細かく刻む。
2 小鍋に水1/2カップとごはんを入れ、蓋をして弱火で5分煮たらキャベツを加え、さらに5分煮る。
3 溶き卵を流し入れて混ぜながらよく火を通し、火を止めて蓋をして10分蒸らす。
〈材料〉
小松菜の葉・・・20g
しらす干し・・・10g
ごはん・・・大さじ1
〈作り方〉
1 小松菜は細かく刻む。
2 小鍋に水1/2カップとごはんを入れ、蓋をして弱火で5分煮たら①を加え、さらに5分煮て火を止める。蓋をして10分蒸らす。
3 しらす干しは熱湯に5分つけて塩抜きし、湯をきってみじん切りにし、②と盛り合わせる。
〈材料〉
キャベツ・・・10g
トマト・・・15g
白身魚・・・15g
5倍がゆ・・・80g
〈作り方〉
1 キャベツはやわらかくゆでてみじん切りにする。トマトは皮と種をとってみじん切り、白身魚はさっとゆでてみじん切りにする。
2 小鍋に5倍がゆ、①、水大さじ1を入れ、ひと煮立ちさせる。
離乳食中期の後半になり、離乳食に慣れてくると一時的に食欲が落ちることが。そんなとき、新しい素材やメニューとしてベビーフードが活躍。月齢に合わせた味つけや固さに調理されていて、手軽に栄養をプラスできるところもうれしいポイントです。
〈材料〉
キユーピー「バナナプリン」・・・大さじ1と1/2
赤パプリカ・・・20g(1/8個)
〈作り方〉
赤パプリカはやわらかくゆでて薄皮をむき、みじん切りにして「バナナプリン」と盛り合わせる。
〈材料〉
ピジョン「鮭と野菜のクリームソース」・・・1包
コーンフレーク・・・大さじ3
〈作り方〉
1 小鍋に水大さじ3を沸かし、「鮭と野菜のクリームソース」を加えて溶かす。
2 ①に砕いたコーンフレークを加え、やわらかく煮る。
〈材料〉
里いも・・・小2個(皮つき80g)
ビーンスターク「豆腐と鶏肉の野菜あんかけ」・・・1袋
〈作り方〉
1 里いもは水でぬらして横半分に切り、切り口を下にして耐熱皿に並べてラップをし、電子レンジで約3
分加熱する。皮をむいてフォークで1cm角くらいにつぶす。
2 ①の上に温めた「豆腐と鶏肉の野菜あんかけ」をかける。
〈材料〉
和光堂「ベビーのそうめん」・・・大さじ1強
トマト・・・25g(中1/3個)
ひきわり納豆・・・大さじ1
〈作り方〉
1 「ベビーのそうめん」は袋の表示通りにゆでてザルに上げ、5mm長さに刻む。トマトは湯むきして種をとり、みじん切りにする。
2 ①、ひきわり納豆を盛り合わせる。
A.丸飲みしていないか注意しましょう
ごはんや野菜は欲しがるだけ与えても大丈夫。おかわりをするときは、タンパク質以外のおかゆや野菜を足しましょう。
ただし、スプーンを口に入れた途端に飲み込んでいるようなら、かまずに丸飲みしているおそれが。流し込むようにどんどん食べてしまうと、満腹感が得られません。また、固すぎても舌でつぶせずに丸飲みに。
しっかりモグモグして食べるには、食べさせ方も重要。スプーンは下唇の上に軽くのせ、赤ちゃんが自分で食べ物を取り込むように促して。飲み込むのを確認してから、次のひとさじを。
A.新しい食材は1日1種類に。少量からスタートしましょう
新しくチャレンジする食品は、1日1種類に限定を。まずは少量からスタートし、ほかの食材は今まで慣れ親しんでいるものに。こうして様子を見ることで、その食品に対するアレルギーの有無を確認できます。
問題がなければ翌日以降に少しずつ量を増やし、3~4日ほどかけて様子を見ます。
A.離乳食に慣れた頃によくあることです
精神的な発達によって興味が広がり、離乳食にも慣れてきて気持ちが向かないのかもしれません。離乳食に慣れた頃、ぱったり食べなくなる赤ちゃんは珍しくありません。
新しい食材や味つけなどで目先を変えたり、外で食べさせるなどの気分転換を。しばらくすると、また食べるようになりますよ。
A.水分をしっかりとるように意識しましょう
2回食になって母乳やミルクの量が減ると、水分が不足して便秘になることも。湯冷ましや麦茶などを与えて、水分をとらせましょう。
腸内環境の状態を改善するために、乳酸菌などの善玉菌を含むヨーグルトや、腸で善玉菌のエサになるオリゴ糖などを与えるのも良いでしょう。野菜や果物、いも類などで、食物繊維を意識して取り入れるのもおすすめです。
また、生活リズムも重要。起床や就寝、食事の時間を整えると、うんちのリズムも良くなります。
A.急に固くするのはNG。ゆっくりステップアップを
前歯は食べ物をかじりとったり、かみ切ったりするためのもの。前歯が生えたからといって、かむ力がついたということではありません。
離乳食を食べる経験を積むなかで、だんだんと口の動かし方を覚え、食べ物の固さや大きさに応じたかみ方ができるようになっていきます。
急に固くするのではなく、目安を参考にしながら、ゆっくりステップアップしていきましょう。
A.ある程度自由にさせて、食べる意欲を育てましょう
離乳食を手でこねたり、スプーンを持ちたがったりとゆっくり離乳食を楽しんでいられない場面も出てくるでしょう。ママにとっては大変ですが、これも自分で食べられるようになるためには避けては通れないプロセス。
赤ちゃんは「この食べ物はどんなもの?」「どうやって食べたらいいのかな」と研究しているのです。ある程度自由にさせて、赤ちゃんの意欲を育てていきましょう。
床に新聞紙を敷くなどの食べこぼし対策をして、後片付けがママのストレスにならないよう工夫して。
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離乳食中期(モグモグ期)から次の離乳食後期(カミカミ期)への移行が最大の山場。離乳食中期(モグモグ期)の終盤頃からは、小さめの角切りにしたゆで野菜を使ってみるなど、スムーズに移行できるよう準備を。
すべてを急に固くするのではなく、やわらかめ、かためメニューを組み合わせるのがおすすめです。ただし、赤ちゃんが嫌がるようなら無理をせず、元の固さに戻しましょう。
記事を読む⇒⇒離乳食後期(9~11カ月・カミカミ期)の進め方・固さ・大きさ・量の目安と食材&おすすめレシピ
撮影/土屋哲朗 調理・レシピ/落合貴子、中村陽子 『はじめてママ&パパの離乳食』『Baby-mo』の内容をウェブ掲載のため再編集しています。※情報は掲載時のものです