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2022.03.03

離乳食の基礎知識

外出時の離乳食どうする?手作り離乳食弁当の持ち運び方とおすすめベビーフード21選

離乳食期の赤ちゃんと一緒にお出かけするとき、外出先でどうやって離乳食を食べさせたらいいのか迷うママやパパは多いのでは?今回は、外出時の離乳食はどうすればいいのか、また手作りの離乳食を持ち出す際のポイントや離乳食レシピ、外出時に便利なおすすめベビーフードまで、たっぷり紹介します。

夏のお出かけ大特集!

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外出時の離乳食はどうしてる?

①手作りの離乳食弁当を持参する

手作りの離乳食を保存容器に入れて「離乳食弁当」として持参。赤ちゃんが普段食べ慣れているものだから、外出先でも安心して食べさせることができます。

手作りの場合は、持ち歩きの時間が長いと菌が繁殖する原因になるので、持ち歩きの時間はなるべく短く&早めに食べさせること。また、食べる前に電子レンジで加熱する必要があるので、外出先で電子レンジが使えるか事前に確認しておきましょう。

②ベビーフードを持参する

保存状態や温度を気にせず、常温で持ち歩けるベビーフードは外出時の離乳食として便利なアイテム。そのまま食べられる瓶詰めやレトルトパウチ、お湯をまぜるだけのフリーズドライなど様々な種類があり、外出先でもスムーズに食べさせられる手軽さがママたちに人気です。

ただし、食べ慣れていないベビーフードだと、外出先で食べてくれない場合も。自宅で一度試してみるのがおすすめです。

③離乳食メニューがある店で外食する

離乳食メニューを提供してくれるお店を探して、そこで食事を済ませるというケース。離乳食を持参する必要がないので、身軽にお出かけできるというメリットがあります。

最近では、ファミレスでも離乳食メニューを取り扱っており、赤ちゃん連れで気兼ねなく入れるお店として人気。食事スタイやスプーンなども提供してくれる場合もありますが、使い慣れた物を持参しておくと安心です。

また、大人の料理から取り分ける場合は、離乳食に慣れてきた生後7ヶ月以降に。大人の味つけは赤ちゃんには濃すぎるので、湯につけて塩抜きしたり、スープを同量のお湯で割って半分の濃さにしてあげましょう。

④授乳で済ませる

生後5~8ヶ月頃の1回食・2回食の時期は、離乳食よりも母乳やミルクからの栄養の方が多い時期。ひとまず外出先で授乳を済ませ、帰宅してから離乳食を与えるという方法も。

ただし生後9ヶ月以降の3回食になってからは、授乳のみで済ませず、離乳食弁当やベビーフードを持参しましょう。手軽に食べられるパンや赤ちゃん用せんべいなどもおすすめです。

先輩ママ4人の「手作り離乳食弁当」実例

離乳食の形状や食べる量に合わせて容器をチェンジ(1歳1ヶ月の男の子ママ)

生後5~6ヶ月の頃
離乳食 外出ゴックン期はおかゆ+野菜ペーストを入れていました。

生後7~8ヶ月の頃
離乳食 外出モグモグ期からは栄養バランスを考えるように。具だくさんのうどんを、100円ショップの密閉容器に入れていました。

生後9~11ヶ月の頃
離乳食 外出軟飯を入れるカミカミ期は、仕切り付きの弁当箱が使いやすかったです。

生後1歳1ヶ月現在

離乳食 外出手づかみしやすいように、おにぎりやコロッケをサイズ違いの弁当箱に入れています。卒乳して食べる量が増えたので、弁当箱も容量が大きめのものに変えました。

大好きなキャラクターのお弁当箱を愛用(1歳4ヶ月の女の子ママ〉

離乳食 外出ママ友とランチするときや、外出するときは弁当箱を持参。この日のメニューは「ウインナー、星形の卵焼き、ブロッコリー、しらすと野菜のおじや」です。

ホケミで簡単♪まん丸パンケーキが食べやすくおすすめ(1歳5ヶ月の女の子ママ)

離乳食 外出ホットケーキミックスに、玉ねぎ、にんじん、鶏ひき肉を炒めたものをまぜ、たこ焼き器で丸く焼いたもの。手づかみしやすくて娘も大喜び。移動中でも手軽に食べられます。

暑い時期にもぴったり♪保冷剤つき容器が便利(11ヶ月の男の子ママ)

離乳食 外出リッチェルの2段弁当箱を愛用。2つの容器の間に保冷剤が入れられるので、暑い時期でも安心です。折りたたみスプーンもついていて便利。この日のメニューは「三色丼、おやき、パンケーキ」。ベビー休憩室や、離乳食OKのお店で食べさせています。

外出時の離乳食に必要な持ち物は?

基本のお出かけセット

離乳食(手作りもしくはベビーフード)
容量100~300㎖の小さな密閉容器が離乳食向き。電子レンジで加熱できるものを選びましょう。

スプーン
収納ケースつきがおすすめ。食後もケースに入れてしまえば、バッグを汚さずに持ち帰ることができます。

食事エプロン
シリコン製やビニール製(ポケットつき)で、小さくたためるものが人気。汚れたら洗って再び使えるからエコ!

ミニ保冷バッグ
内側にアルミ加工がしてある、保冷機能がついたミニバッグが便利。食事グッズがすべてコンパクトに収まります。

飲み物(マグ)
赤ちゃん用のお茶や水を入れたマグや哺乳びんも、忘れずに。暑い時期は熱中症予防のためにも持っていると安心です。

お手ふき
ぬらしたおしぼり+ケースで持参。外出先だからこそ、きちんと手をふいて、食後は口まわりの汚れもきれいにしましょう。

あると便利なお役立ちアイテム

保冷剤
生のフルーツを持っていくときや、暑さが心配なときには、容器といっしょに保冷剤を。

サブ食材
赤ちゃん用弁当のほかに、赤ちゃんせんべいやバナナを用意しておくと、グズグズ対策に役立ちます。

レジャーシート
公園などの外ランチで必要。芝生やベンチにシートを敷いてから座らせると、汚れ防止に。

ヌードルカッター
大人のめん類などを取り分けるときは、ヌードルカッタがあると便利。

水筒(お湯)
外食で汁物などを味を薄めて飲ませるときにあると便利。

使い捨てエプロン、スプーン
荷物を減らしたいときは、使い捨てタイプの食事エプロンやスプーンを選んでもOK。

チェアベルト
大人用のいすに取り付ける、おすわり補助ベルト。外出先や帰省先など、ベビーチェアがないときに役立ちます。

 手作り離乳食を持ち出すときの注意点と失敗しないコツは?

離乳食用の容器は赤ちゃんの成長に合わせて選ぶ

離乳食 容器離乳食期は、成長に合わせて食べる量が増えていくので、3サイズあると使いやすいです。生後5~6ヶ月頃(ゴックン期)なら100㎖前後、生後7~8ヶ月頃(モグモグ期)なら150㎖前後、生後9ヶ月~1歳6ヶ月頃(カミカミ&パクパク期)なら300㎖前後が目安です。

容器の「本体」と「フタ」の耐熱温度を要確認

離乳食 弁当 容器冷凍した離乳食を電子レンジで解凍することも考えて、容器は電子レンジOKのものを選びましょう。本体はほぼ電子レンジ加熱OKですが、「フタ」はNGの場合も。よく確認してフタがNGなら、ラップをかけて加熱しましょう。

暑い時期は保冷剤を容器の上にセットして

離乳食 保冷真夏の暑い時期や長時間持ち歩くときは、食中毒予防の観点からも、容器の上に保冷剤をセットして冷やしておくのが安心。具を混ぜた「リゾット」や「炒飯」は、白いごはんより雑菌が増えやすいので気をつけましょう。

ひとまわり大きい容器や袋に入れて、汁モレを防止

離乳食 弁当 保存生後5~6ヶ月頃(ゴックン期)の100㎖容器なら、300㎖容器に入れていくと安心です。いろいろな形やサイズに対応できるのは、ジッパーつきの密閉袋。二重にするひと手間で、バッグの中で汁モレする不安から解消されます。

冷凍した離乳食は必ず加熱。自然解凍はNG

冷凍のまま持ち出して、食べる頃には常温になっていたとしても、赤ちゃんにそのまま与えるのはNG。菌は冷凍しても死滅することはなく、常温に戻ると増え始めてしまいます。食べさせる前に、必ず電子レンジで加熱しましょう。

【POINT】ラップごと加熱すると破裂する場合があるので注意!
離乳食 外出ラップに包んで冷凍した食材を、そのまま電子レンジで加熱すると、中身が沸騰して破裂することがあります。ラップをはずして容器に移せば、飛び散らずにムラなく加熱できるし、そのまま食べさせられます。

外出時の手作り離乳食はどんなものを用意すればいい?

生後5~6ヶ月頃(ゴックン期)

おっぱい・ミルクからの栄養が中心で、離乳食に少しずつ慣れさせる時期。環境が変わっても安心して食べられるように、「主食+赤ちゃんの好きな(食べ慣れた)もの」の組み合わせがおすすめです。

生後7~8ヶ月頃(モグモグ期)

1日2食で栄養バランスよく食べられるように、弁当にも「主食+野菜+肉や魚などのタンパク質」が入ると理想的。具だくさんのおじや、うどんは、1品ですむからラク!汁モレしないよう、汁けは少なめに。

生後9~11ヶ月頃(カミカミ期)

遊び食べが始まったり、食べムラがあったりする時期。外ランチすれば、親子ともに気分が変わるかもしれませんね。たっぷり遊べば、おなかがすいて食欲がアップするし、彩りのいいおかずなら楽しい気分のまま完食できそう!

1歳~1歳6ヶ月頃(パクパク期)

手づかみが得意になると、お出かけ先での食事もぐんとラクになります。お焼き、ミニおにぎり、パン、ホットケーキなどがおすすめメニュー。ボロボロこぼしにくので、片づけも簡単です。

外出時の手作り離乳食おすすめレシピ8品

にんじんがゆ
(生後5~6ヶ月頃・ゴックン期)

離乳食 外出使った容器/容量105㎖

〈材料〉
10倍がゆ・・・30g(大さじ2)
にんじん・・・5g(1.5㎝角1個)
※10倍がゆは、米1:水10の割合で炊いたものです。

〈作り方〉
1 10倍がゆは裏ごしし、容器に入れる。
2 にんじんは皮をむいてやわらかくゆで、裏ごしし、シリコンカップに入れて①に添える。

青菜としらすのせポテト
(生後5~6ヶ月頃・ゴックン期)

離乳食 弁当使った容器/容量80㎖

〈材料〉
じゃがいも・・・20g(1/8個)
ほうれんそうの葉・・・5g(大1枚)
湯冷まし・・・小さじ2
しらす干し・・・5g(大さじ1弱)

〈作り方〉
1 じゃがいもは皮をむいてやわらかくゆで、なめらかにすりつぶし、湯冷ましでのばす。
2 ほうれんそうはやわらかくゆでて刻み、なめらかにすりつぶす。しらす干しは熱湯1/2カップ(分量外)に5分ほどつけて湯をきり、なめらかにすりつぶす。
3 容器に①を入れ、②のせる。

鶏ささ身と野菜のリゾット
(生後7~8ヶ月頃・モグモグ期)

離乳食 外出 使った容器/容量140㎖

〈材料〉
5倍がゆ・・・60g(大さじ4)
鶏ささ身・・・10g(1/5本)
トマト・・・20g(1/8個)
キャベツ・・・10g(1/5枚)
牛乳・・・大さじ1/2
※5倍がゆは、米1:水5の割合で炊いたものです。

〈作り方〉
1 ささ身は5㎜大のそぎ切りにする。トマトは皮と種を除き、こまかく刻む。キャベツはやわらかくゆ
で、すりつぶす。
2 電子レンジOKの容器に5倍がゆ、①、牛乳を入れてまぜ、フタをずらしてのせ(またはふんわりとラップをかけ)、電子レンジで30〜50秒加熱する。

かぼちゃとツナのうどん
(生後7~8ヶ月頃・モグモグ期)

離乳食 弁当使った容器/容量170㎖

〈材料〉
ゆでうどん・・・40g(1/5玉)
かぼちゃ・・・15g(2.5㎝角1個)
ツナ水煮缶・・・10g(大さじ2/3)
だし・・・1/2カップ

〈作り方〉
1 うどんはみじん切りにする。かぼちゃは皮と種を除き、半分に切る。
2 小鍋にだしと①を入れ、10分ほど煮汁が少なくなるまで煮る。かぼちゃはつぶす。
3 ツナは箸でこまかくほぐし、②に加えてあえる。

小松菜と鮭のあんかけ丼
(生後9~11ヶ月頃・カミカミ期)

離乳食 外出使った容器/容量245㎖+140㎖

〈材料〉
軟飯・・・80g(子ども茶わん八分目)
小松菜・・・30g(3/4株)
生鮭・・・15g(切り身1/8枚)
だし・・・1/4カップ
水溶き片栗粉・・・適量
※水溶き片栗粉は、片栗粉を倍量の水で溶いたものです。
※軟飯は、米1:水3~2の割合で炊いたやわらかめのごはんです。

〈作り方〉
1 小松菜は根を切り落とし、7~8㎜幅に刻む。
2 鮭は皮と骨を除き、あらく刻む。
3 小鍋にだしと①を入れ、やわらかくなるまで煮て、②を加えてさっと火を通し、水溶き片栗粉でとろみをつける。
4 容器2つにそれぞれ5倍がゆ、③を入れる。

小田巻蒸し風うどん
(生後9~11ヶ月頃・カミカミ期)

離乳弁当弁当使った容器/容量260㎖

〈材料〉
ゆでうどん・・・60g(1/4玉強)
ブロッコリー・・・20g(小房2個)

A
とき卵・・・1/2個分
だし・・・大さじ2

〈作り方〉
1 うどんは1㎝長さに切り、指で軽くつぶれるまでやわらかくゆで、湯をきる。ブロッコリーはやわらかくゆでて、あらく刻む。
2 Aはまぜ合わせる。
3 電子レンジOKの容器に①と②を入れ、フタをずらしてのせ(またはふんわりとラップをかけ)、電子レンジで1分10秒加熱する。フタ(ラップ)をしたままあら熱をとる。

青のり納豆お焼き
(生後1歳~1歳6ヶ月頃・パクパク期)

離乳食 外出使った容器/ジッパー付き密閉袋(小)

〈材料〉
A
ごはん・・・80g(子ども茶わん八分目)
ひき割り納豆・・・20g(大さじ1.5)
青のり・・・少々
片栗粉・・・小さじ1
だし・・・大さじ1

ごま油・・・少々

〈作り方〉
1 ボウルにAを入れ、さっくりとまぜる。
2 フライパンにごま油を熱し、①をスプーンでひと口大に落とし入れ、両面を焼く。あら熱がとれたら、袋に入れる。

トマトピザトースト
(生後1歳~1歳6ヶ月頃・パクパク期)

離乳食 弁当使った容器/容量220㎖

〈材料〉
食パン(8枚切り)・・・1枚
トマト・・・40g(1/4個)
スライスチーズ・・・1枚弱
キウイ・・・1/5個

〈作り方〉
1 トマトは皮と種を除き、こまかく刻む。
2 食パンに①とチーズをのせ、予熱したオーブントースターで約4分、こんがりと焼く。あら熱がとれたら耳を切り落とし、三角に8等分して切る。
3 容器に②を入れ、皮をむいて食べやすく切ったキウイを添える。

次ページ > 外出時におすすめのベビーフード21選

調理・レシピ/落合貴子 『Baby-mo(ベビモ)』の内容をウェブ掲載のため再編集しています。※情報は掲載時のものです

Baby-mo〈ベビモ〉編集部

「Baby-mo(ベビモ)」は主婦の友社が運営する、妊娠・出産・育児の公式情報サイトです。妊娠期の不安、出産準備、赤ちゃんの成長、離乳食レシピ、産後の悩みまで。はじめてママ・パパに寄り添う情報を提供します。➤ 雑誌の最新号・バックナンバーはこちら 

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